平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問25
一般用電気工作物等の検査方法
漏れ電流に関する問題
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- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解イ
解説
単相3線式は3本すべてをクランプで挟んで測ります。
漏れ電流(地絡で大地へ流れる電流)を測るクランプ形漏れ電流計は、クランプの輪の中を通る電線の電流の合計(向きを考えた和)を測ります。往きと帰りの電流は向きが逆で打ち消し合うので、漏れがなければ合計はほぼ零になります。漏れがあると、その差が指示値に出ます。
単相3線式では電線が3本(電圧線2本と中性線)あり、往きと帰りの電流は3本全体で釣り合います。そのため、3本すべてをまとめて輪の中に通して測ります。選択肢の図では、黒い電線2本と中性線の3本すべてが輪の中を通っている図が、これにあたります。
一部の線だけを挟むと、負荷電流がそのまま指示値に出てしまい、漏れ電流だけを取り出せません。単相3線式は3本全部を挟む、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ…黒い電線1本はクランプの外の上方にあり,中性線と黒い電線1本の計2本がクランプの輪の中を通る:黒い電線1本と中性線の2本だけを挟むと、もう1本の電圧線の電流が輪の外に出て、往復の電流が釣り合いません。負荷電流が指示値に混ざり、漏れ電流だけを測ることになりません。
- ハ…黒い電線2本はクランプの外の上方にあり,中性線1本だけがクランプの輪の中を通る:中性線1本だけを挟むと、その電線の負荷電流がそのまま測られます。往きと帰りの電流の差を測ったことにならないため、漏れ電流の測定の方法としては正しくありません。
- ニ…中性線はクランプの外の上方にあり,黒い電線2本がクランプの輪の中を通る:黒い電線2本だけを挟むと、帰りの電流が通る中性線が輪の外に出て、負荷電流が測られてしまいます。3本をまとめて挟まないと、漏れ電流だけを取り出せません。
出典:平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験 問25(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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