平成28年度 春期 午前Ⅱ 問4
システム監査
システム監査基準に関する問題
“システム監査基準”における“監査の手順”はどれか。
- ア打合せ → 情報収集 → 予備調査 → 報告書作成
- イ監査対象の明確化 → 本調査 → 監査手続書の作成 → 評価・報告
- ウ監査手続書の作成 → 実地調査 → フォローアップ → 報告書作成
- エ予備調査 → 本調査 → 評価・結論
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✓ これが正解エ予備調査 → 本調査 → 評価・結論
解説
システム監査基準の監査の手順は、予備調査、本調査、評価・結論です。
出題当時のシステム監査基準(平成16年版)では、監査の手順を予備調査、本調査、評価・結論の三つの段階で示していました。見分ける軸は、各段階の名前と順序が基準の示す形と一致しているかです。予備調査では、監査対象の実態を資料の閲覧やヒアリングで把握し、本調査で行う監査手続を具体化します。本調査では、その手続を実施して監査証拠を入手し、評価・結論では、集めた証拠をもとに監査の結論を導きます。報告書の作成やフォローアップはこの後に続く作業です。三つの段階の名前をそのまま覚えておくと、ほかの作業を混ぜた並びを見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア打合せ → 情報収集 → 予備調査 → …:打合せや情報収集は、予備調査の中で行う作業にあたります。予備調査の後に本調査も評価・結論も無く、すぐに報告書作成へ進む並びでは、監査証拠を集めて結論を導く段階が抜けています。
- イ監査対象の明確化 → 本調査 → 監査手…:監査手続書は本調査を始める前に作成するもので、本調査の後に置く順序は逆です。また、予備調査の段階が無い点も、基準の示す手順と合いません。
- ウ監査手続書の作成 → 実地調査 → フォ…:報告書の作成の前にフォローアップを置いている点が逆です。フォローアップは報告で示した改善勧告がどう実施されたかを確かめる作業で、報告の後に行います。予備調査と本調査という段階の区分も見えません。
この問題の用語
- システム監査基準システム監査を行う人が守るべき進め方をまとめた指針。誰がやっても同じ水準で点検できるように、手順と心構えを定めています。
- フォローアップ監査での指摘に対して行われた改善を、後から確かめることです。報告書を出して終わりにせず、直ったかどうかまで見に行きます。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問4
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問7:システム監査基準に関する問題(システム監査基準)
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問5:品質管理に関する問題(システム監査基準)
- 令和4年度 秋期 午前Ⅱ 問4:フォローアップに関する問題(フォローアップ)
- 令和2年度 10月 午前Ⅱ 問7:フォローアップに関する記述(フォローアップ)
- 平成30年度 春期 午前Ⅱ 問4:改善勧告に関する問題(フォローアップ)
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