平成27年度 春期 午前Ⅱ 問25
経営戦略マネジメント
バランススコアカードの説明
バランススコアカードを説明したものはどれか。
- ア企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から検討するマネジメント手法
- イ経営環境を,強み,弱み,機会,脅威という四つのカテゴリに分類して分析し,企業にとっての事業機会を導き出すマネジメント手法
- ウ製品を,導入期,成長期,成熟期,衰退期という四つの段階に分類し,企業にとっての最適な事業戦略を立案するマネジメント手法
- エビジネスを,問題児,花形,金のなる木,負け犬という四つのカテゴリに分類し,経営資源配分を決定するためのマネジメント手法
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✓ これが正解ア企業のビジョンと戦略を実現するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点から検討するマネジメント手法
解説
財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の4視点で見る手法です。
バランススコアカードは、企業のビジョンと戦略を、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点に分けて具体的な目標と指標に落とし込み、実行と評価を進めるマネジメント手法です。見分ける軸は、四つに分ける対象が何かです。財務の数値だけでなく、それを生み出す顧客との関係や業務のやり方、人材や組織の成長までを釣り合いよく見ることから、この名前が付いています。選択肢はどれも四つに分ける手法なので、数だけでは区別できません。四つの名前が何を表すかを手掛かりにし、視点の組なら戦略を実行に結び付ける手法と覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ経営環境を,強み,弱み,機会,脅威という…:強み、弱み、機会、脅威の四つに分類して事業機会を導くのは、SWOT分析の説明です。自社の内部要因と外部環境を整理する手法であり、戦略を四つの視点から目標と指標に落とし込む手法ではありません。
- ウ製品を,導入期,成長期,成熟期,衰退期と…:導入期、成長期、成熟期、衰退期の四つの段階に分けるのは、製品ライフサイクルの考え方です。製品が市場に出てから退くまでの段階に応じた戦略を考えるもので、四つの視点による業績管理とは異なります。
- エビジネスを,問題児,花形,金のなる木,負…:問題児、花形、金のなる木、負け犬の四つに分類して経営資源の配分を決めるのは、PPMの説明です。市場成長率と相対的市場シェアで事業を位置付ける手法で、四つの視点のマネジメント手法ではありません。
この問題の用語
- 脅威情報資産に害を及ぼしうる出来事や行為のもと。弱点である脆弱性と結び付いたときに、実際の被害につながります。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成27年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問25
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問3:リスクアプローチに関する問題(脅威)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問25:アンゾフの成長マトリクスの説明(脅威)
- 令和5年度 秋期 午前Ⅱ 問24:ファイブフォース分析に関する問題(脅威)
- 令和3年度 秋期 午前Ⅱ 問20(脅威)
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