令和5年度 秋期 午前 問76
企業活動
QC七つ道具に関する問題
発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。
- ア特性要因図
- イパレート図
- ウマトリックス図
- エ連関図
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✓ これが正解イパレート図
解説
数えた件数を多い順に並べる図を選びます。
設問は、発生要因ごとの件数の記録を基に、上位を占める主な要因を明確に表現するのに適した図法を選ばせています。ここで効く軸は、その図が数を扱うのか、それとも要素どうしの関係を描くのかという一点です。設問には件数の記録を基にという条件と、上位を占めるという言葉が並んでいますから、数え終わった結果を大きい順に並べる図を探すことになります。それがパレート図です。要因ごとの件数を多い順に棒グラフで並べ、その上に累積比率の折れ線を重ねる作りで、左から数本で全体の大半を占めることがひと目で分かります。どこから手を付けるかを決める、重点指向のための図といえます。QC 七つ道具は数値のデータを扱う道具立てで、そのうち特性要因図だけは言葉で描きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア特性要因図:結果を魚の頭に置き、要因を骨のように枝分かれさせて描く図です。候補を洗い出す段階で使うものなので、どれが多いかまでは示しません。数え終わった後か、その前かで分かれます。
- ウマトリックス図:行と列に別々の項目を並べ、交点に関係の有無や強さを記す図です。要因と対策、工程と不良のように、二つの軸を突き合わせて対応を見るための道具立てになります。
- エ連関図:原因と結果が複雑に絡む問題で、要素どうしを矢印で結んで整理する図です。どれが根本かを議論するために使うものであり、件数の多い少ないは出てきません。
この問題の用語
- パレート図項目ごとの出現頻度を大きい順に棒で並べ、累積和を折れ線で描く図です。上位のどれを直せば全体が大きく改善するかを見つけられます。
- 特性要因図結果と原因の関連を、魚の骨のような形に整理してまとめた図です。どの原因が結果に効いているかを、体系立てて明らかにできます。
- QC七つ道具品質管理に使う、代表的な七つの図表をまとめて呼んだ言い方です。特性要因図やパレート図、管理図、ヒストグラムなどが含まれます。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 春期 午前 問74:因果関係に関する問題(パレート図)
- 令和2年度 10月 午前 問74:ABC分析に関する問題(パレート図)
- 平成29年度 秋期 午前 問76:相関に関する問題(特性要因図)
- 平成25年度 春期 午前 問53(特性要因図)
- 平成21年度 春期 午前 問53:QC七つ道具に関する問題(QC七つ道具)
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