令和2年度 10月 午前 問77
企業活動
損益分岐点に関する問題
資料は今年度の損益実績である。翌年度の計画では,営業利益を 30 百万円にしたい。翌年度の売上高は何百万円を計画すべきか。ここで,翌年度の固定費,変動費率は今年度と変わらないものとする。
〔資料〕 単位 百万円
<今年度の損益実績>
売上高 500
材料費(変動費) 200
外注費(変動費) 100
製造固定費 100
粗利益 100
販売固定費 80
営業利益 20
- ア510
- イ525
- ウ550
- エ575
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✓ これが正解イ525
解説
限界利益率四割の下で五百二十五百万円になります。
翌年度は固定費と変動費率が変わらないという前提が置かれているので、今年度の実績から二つの数値を先に取り出しておきます。まず変動費率は、変動費に当たる材料費二〇〇と外注費一〇〇の合計三〇〇を売上高五〇〇で割り、〇.六と定まります。限界利益率は一からこれを引いた〇.四です。次に固定費の合計は、製造固定費一〇〇と販売固定費八〇を足した一八〇です。今年度の値で公式が合うかを確かめると、売上五〇〇に限界利益率〇.四を掛けた二〇〇から固定費一八〇を引いて、実績の営業利益二〇と一致します。ここまでで前提が正しく反映されたことを確認できます。翌年度の目標売上高は、固定費と目標営業利益の合計を限界利益率で割る式に当てはめて、一八〇と三〇の和二一〇を〇.四で割った五二五百万円になります。逆から検算しても、五二五の四割から一八〇を引くとちょうど三〇に戻り、条件と食い違いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア510:翌年度の売上高が五一〇百万円だと述べています。ここに変動費率〇.六を当てはめると変動費は三〇六、限界利益は二〇四になり、そこから固定費一八〇を引くと営業利益は二四で、目標の三〇には届きません。
- ウ550:翌年度の売上高が五五〇百万円だと述べています。ここに変動費率〇.六を当てはめると変動費は三三〇、限界利益は二二〇になり、そこから固定費一八〇を引くと営業利益は四〇で、目標の三〇を通り越してしまいます。
- エ575:翌年度の売上高が五七五百万円だと述べています。ここに変動費率〇.六を当てはめると変動費は三四五、限界利益は二三〇になり、そこから固定費一八〇を引くと営業利益は五〇で、目標の三〇からさらに大きく離れます。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問77
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