令和5年度 春期 午前 問77
企業活動
利益50百万円が得られる売上高
会社の固定費が 150 百万円,変動費率が 60 %のとき,利益 50 百万円が得られる売上高は何百万円か。
- ア333
- イ425
- ウ458
- エ500
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✓ これが正解エ500
解説
固定費と目標利益を残りの割合で割ります。
設問は、固定費と変動費率が分かっているときに、目標とする利益が得られる売上高を求めさせています。手掛かりは、利益は売上高から変動費と固定費を引いたものだ、という関係です。変動費は売上高に比例して増えるので、求める売上高を一つの文字で置けば、式は一本にまとまります。売上高を S とすると、変動費は S の 0.6 倍です。利益の式は S から 0.6S を引き、さらに固定費 150 を引いたものが 50 に等しい、となります。左辺を整理すると 0.4S から 150 を引いて 50、つまり 0.4S が 200 ですから、S は 500 です。もっと速く出したいときは、売上高のうち手元に残る割合を先に出します。1 から 0.6 を引いた 0.4 がその割合で、固定費と目標利益を足した 200 をこの割合で割れば同じ答えになります。目標利益を固定費と同じ側に足すのは、どちらも残った割合で賄う相手だからです。検算もしておきます。売上高 500 のとき変動費は 300、残りは 200、そこから固定費 150 を引くと 50 となり、設問の利益と一致します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア333:割る相手を取り違えた形です。200 を変動費率の 0.6 で割ると 333 になります。固定費と目標利益を賄うのは、出ていく側ではなく手元に残る側の割合です。
- イ425:利益がちょうど 0 になる売上高 375 に、目標の 50 をそのまま足した形です。売上を 50 増やしても 6 割は変動費に消えるので、手元には 50 残りません。
- ウ458:利益が 0 になる売上高 375 に、50 を変動費率の 0.6 で割った分を足した形です。割る相手が違うため、必要な上乗せである 125 より小さい値になっています。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問77
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