令和6年度 北海道 午後 問51
医薬品の適正使用・安全対策
高齢者に関する問題
一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 添付文書の販売名の上部に、「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要なときに読めるよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている。
b 使用上の注意の記載における「高齢者」とは、およその目安として75歳以上を指す。
c 漢方処方製剤では、ある程度の期間継続して使用されることにより効果が得られるとされているものが多いが、長期連用する場合には、専門家に相談する旨が記載されている(本記載がない漢方処方製剤は、短期の使用に限られるもの)。
d 薬理作用等から発現が予測される軽微な症状がみられた場合に関する記載として、症状の持続又は増強がみられた場合には、使用を自己判断で中止することなく、専門家に相談する旨が記載されている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 誤 誤 誤
- 2誤 正 誤 正
- 3正 誤 正 誤
- 4正 正 誤 誤
- 5誤 誤 正 正
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✓ これが正解3正 誤 正 誤
解説
a・cが正しく、bは65歳以上、dはいったん中止して相談する。
添付文書の記載事項(手引き第5章 添付文書の読み方)で判断します。
aは正しい記述で、添付文書の販売名の上部には、使用にあたってこの説明文書を必ず読むこと、必要なときに読めるよう大切に保存すること、などの文言が記載されています。bは誤りです。使用上の注意の記載で高齢者というときは、およその目安として65歳以上を指します。cは正しく、漢方処方製剤では、ある程度の期間継続して使うことで効果が得られるとされるものが多いですが、長期連用する場合には専門家に相談する旨が記載されています(この記載がない漢方処方製剤は短期の使用に限られるもの)。dは誤りです。薬理作用などから発現が予測される軽微な症状がみられた場合については、症状の持続又は増強がみられた場合には、いったん使用を中止したうえで専門家に相談する旨が記載されています。
よって、a正・b誤・c正・d誤とする組み合わせが正解です。覚え方として、添付文書の年齢区分は、乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、小児は15歳未満、高齢者は65歳以上と、まとめて覚えておくと取り違えません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 誤 誤 誤:aとcまで誤としています。販売名の上に必ず読み保管するよう促す文言があることも、漢方の長期連用では専門家に相談する旨が書かれることも、正しい内容です。
- 2誤 正 誤 正:aとcを誤、bとdを正としており、すべての判定が反対です。高齢者の目安は65歳以上で、軽い症状が続いたり強まったりしたら服用をやめてから相談します。
- 4正 正 誤 誤:bを正、cを誤としています。高齢者は75歳ではなく65歳以上が目安なのでbは誤りで、漢方を長く続ける場合に相談を促す記載があるというcは正しい記述です。
- 5誤 誤 正 正:aを誤、dを正としています。必読と保管を促す文言は販売名の上に記載されており、軽い症状が続く場合は服用をやめてから相談するので、やめずに相談するとするdは誤りです。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問51(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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