令和6年度 北海道 午後 問39
薬事関係法規・制度
先用後利に関する問題
医薬品の販売方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 店舗販売業において、許可を受けた店舗以外の場所に医薬品を貯蔵又は陳列し、そこを拠点として販売等に供することは認められない。
b キャラクターグッズ等の景品類を提供して医薬品を販売することは、不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年法律第134号)の限度内であれば認められる。
c 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、顧客の求めに応じたものであれば、医薬品医療機器等法違反には当たらない。
d 組み合わせ販売においては、個々の医薬品等の外箱等に記載された医薬品医療機器等法に基づく記載事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から見えない状態でも販売することが認められる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 誤 正 誤
- 2誤 正 誤 正
- 3正 誤 正 正
- 4正 誤 誤 正
- 5正 正 誤 誤
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✓ これが正解5正 正 誤 誤
解説
a・bが正しく、cの現金売りとdの記載が見えない組み合わせは誤り。
医薬品の販売方法の決まり(手引き第4章 医薬品販売に関する法令遵守)で判断します。
aは正しい記述で、店舗販売業では、許可を受けた店舗以外の場所に医薬品を貯蔵・陳列し、そこを拠点として販売などに供することは認められません。bも正しく、キャラクターグッズなどの景品類を提供して医薬品を販売することは、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められています。cは誤りです。配置販売業で、医薬品を先用後利(先に配置して、使った分の代金を後で受け取る方法)によらず現金で売ることは、配置による販売行為に当たらず、取締りの対象となります。顧客の求めに応じた場合でも同じです。dも誤りで、組み合わせ販売では、個々の医薬品等の外箱などに記載された医薬品医療機器等法に基づく記載事項が、組み合わせ販売のために使う容器の外から明瞭に見えるようになっている必要があります。
よって、a正・b正・c誤・d誤とする組み合わせが正解です。見分け方として、店舗以外の拠点・現金売り・記載事項が見えない状態は、いずれも許可や表示の仕組みをくぐり抜ける形になるので認められない、と考えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 誤 正 誤:aとbを誤、cを正としています。店舗以外を拠点にした販売の禁止と、景品表示法の範囲内での景品提供はどちらも正しく、先用後利によらない現金売りは認められません。
- 2誤 正 誤 正:aを誤、dを正としています。許可を受けた店舗以外を拠点とする販売は認められないのでaは正しく、記載事項が外から見えない組み合わせ販売は不可なのでdは誤りです。
- 3正 誤 正 正:bを誤、cとdを正としています。景品類の提供は景品表示法の限度内なら認められるのでbは正しく、現金売りと記載事項の見えない組み合わせ販売は誤りです。
- 4正 誤 誤 正:bを誤、dを正としています。景品表示法の限度内の景品提供は認められ、組み合わせ販売では外箱の記載事項が容器の外から明瞭に見える必要があります。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問39(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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