令和7年度 北海道 午後 問29
薬事関係法規・制度
配置販売業者に関する問題
配置販売業に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準に適合するもの以外の医薬品を販売してはならない。
b 配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事しようとするときは、配置販売業者の氏名等を、あらかじめ、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事に届け出なければならない。
c 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の紛失を避けるため、医薬品の配置販売に従事する際は携帯せず、事務所等に保管することが望ましい。
d 区域管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その業務に関し配置員を監督するなど、その区域の業務につき、必要な注意をしなければならない。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 誤 正 正
- 2正 誤 正 誤
- 3正 正 誤 正
- 4誤 誤 誤 誤
- 5誤 正 誤 正
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✓ これが正解3正 正 誤 正
解説
a・b・dが正、cは身分証明書を携帯しなければならないので誤りです。
配置販売業の決まりは、手引きの第4章(医薬品の販売業の許可)で扱われます。扱える医薬品、従事前の届出、身分証明書、区域管理者の義務を押さえて判断します。
aは正しく、配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいことその他の厚生労働大臣の定める基準(配置販売品目基準)に適合するもの以外の医薬品を販売してはなりません。bも正しく、配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事しようとするときは、配置販売業者の氏名などを、あらかじめ、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事に届け出なければなりません。cは誤りです。配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならないとされています。事務所に保管するのではなく、従事する際は必ず携帯します。dは正しく、区域管理者は保健衛生上支障を生ずるおそれがないよう、その業務に関し配置員を監督するなど、その区域の業務につき必要な注意をしなければなりません。
したがって、a正・b正・c誤・d正の組み合わせが正解です。家庭を訪ねて販売するので、身分を示す証明書は持ち歩くもの、と理由で覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1誤 誤 正 正:a・b を誤り、c を正としています。配置販売品目基準に合うものだけを扱うこと、従事前に区域の都道府県知事へ届け出ることはどちらも正しく、身分証明書は携帯が義務です。
- 2正 誤 正 誤:b・d を誤り、c を正としています。従事前の届出と、区域管理者による配置員の監督はどちらも定められた義務で、身分証明書を持ち歩かない扱いは認められません。
- 4誤 誤 誤 誤:すべて誤りとしていますが、a・b・d は配置販売業の決まりとして正しい内容です。誤りなのは身分証明書を携帯しないとする c だけです。
- 5誤 正 誤 正:a を誤りとしていますが、配置販売業者が販売できるのは経年変化が起こりにくいなどの基準に適合する一般用医薬品に限られるので、a は正しい記述です。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問29(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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