令和6年度 北海道 午後 問14
人体の働きと医薬品
口腔内崩壊錠に関する問題
医薬品の剤形に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされた剤形であるため、水なしで服用することができる。
b チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。
c 舌下錠は、有効成分を舌下で溶解させ、口腔粘膜から吸収させる剤形である。
d カプセル剤は、カプセル内に散剤や顆粒剤、液剤等を充填した剤形であり、内服用の医薬品として広く用いられている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 誤 正 正
- 2正 正 誤 正
- 3正 誤 誤 誤
- 4誤 正 正 誤
- 5正 正 正 正
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✓ これが正解5正 正 正 正
解説
口腔内崩壊錠・チュアブル錠・舌下錠・カプセル剤はすべて正しい。
剤形ごとの特徴(手引き第2章 薬が働く仕組みの剤形ごとの違い)で判断します。
aは正しい記述です。口腔内崩壊錠は口の中の唾液で速やかに溶けるよう工夫された錠剤で、水なしで服用できます。固形物を飲み込みにくい高齢者や乳幼児、水分摂取が制限されている場合でも服用しやすい剤形です。bも正しく、チュアブル錠は口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形で、水なしでも服用できます。cも正しい記述で、舌下錠は有効成分を舌の下で溶かし、口腔粘膜から吸収させる剤形です。口腔粘膜から吸収された成分は肝臓を経由せずに全身へ届くため、速やかな作用が期待されます。dも正しく、カプセル剤はカプセルの中に散剤、顆粒剤、液剤などを充填した剤形で、内服用の医薬品として広く用いられています。
4つとも正しいので、すべて正とする組み合わせが正解です。見分け方として、水なしで飲める剤形は、口の中で溶かすか噛む前提のもの(口腔内崩壊錠・チュアブル錠)と覚え、通常の錠剤やカプセル剤は水とともに飲むものと区別しておきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 誤 正 正:bを誤としている点が違います。チュアブル錠は口の中でなめるか噛んで服用するもので、水を用意できない場面でも飲めるため、bは正しい記述です。
- 2正 正 誤 正:cを誤としている点が違います。舌下錠は舌の下で溶かして口腔粘膜から有効成分を吸収させる剤形で、cの説明どおりです。
- 3正 誤 誤 誤:b・c・dを誤としていますが、チュアブル錠、舌下錠、カプセル剤の説明はどれも正しい内容で、4つの記述のうち誤りを含むものはありません。
- 4誤 正 正 誤:aとdを誤としている点が違います。口腔内崩壊錠は唾液で速やかに溶けて水なしで飲め、カプセル剤は内服用に広く使われているので、どちらも正しい記述です。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問14(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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