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権利関係の練習問題 問8

権利関係

表見代理に関する問題

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表見代理に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。

答えと解説

✓ これが正解イAから甲土地を賃貸する代理権を与えられたBが、Aの代理人として甲土地をCに売却した場合において、CにBの代理権があると信ずべき正当な理由があるときは、Aはその売買契約について責任を負う。

解説

権限外の行為でも、正当な理由があれば本人が責任を負います。

表見代理とは、代理権がないのに、本人の側に原因があって代理権があるように見える場合に、それを信じた相手方を守るため、本人に責任を負わせる仕組みです。民法は第109条・第110条・第112条に3つの型を置いています。

第110条は、代理人がその権限外の行為をした場合において、第三者が代理人の権限があると信ずべき正当な理由があるときに、第109条第1項本文を準用して本人に責任を負わせます。甲土地を賃貸する代理権しかないBが売却したのは権限外の行為ですが、Cに正当な理由があれば、Aは売買契約について責任を負います。これが正しい記述です。

代理権を与えた旨を表示した場合(第109条第1項)と、代理権が消滅した後の場合(第112条第1項)は、どちらもただし書で、第三者が過失によって知らなかったときは本人は責任を負わないとしています。また、表示された代理権の範囲外の行為についても、第109条第2項により、同条第1項で責任を負うべき場合に当たり、第三者に代理権があると信ずべき正当な理由があるときは、本人が責任を負います。

ほかの選択肢の解説

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根拠:民法 第百九条第1項/民法 第百九条第2項/民法 第百十条/民法 第百十二条第1項。この問題は法令の条文から当サイトが作成した練習問題です(過去問ではありません)。

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