平成23年度 秋期 午前Ⅱ 問24
会計・財務
キャッシュフロー計算書の問題
キャッシュフロー計算書における,営業活動によるキャッシュフローは何万円か。
単位 万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 税金等調整前当期純利益 | 108 |
| 減価償却費 | 42 |
| 売上債権の増加額 | 60 |
| 棚卸資産の減少額 | 30 |
| 仕入債務の増加額 | 40 |
| 法人税等の支払額 | 62 |
- ア14
- イ74
- ウ98
- エ158
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✓ これが正解ウ98
解説
間接法で調整すると、営業キャッシュフローは98万円です。
営業活動によるキャッシュフローを間接法で求めるときは、税金等調整前当期純利益から出発し、現金の出入りを伴わない項目と運転資本の増減を調整します。減価償却費は費用として利益から引かれていても現金は出ていかないので、足し戻します。売上債権の増加は、売上を計上しても代金がまだ入っていないことを示すので引きます。棚卸資産の減少は、在庫に寝ていた資金が戻った分なので足します。仕入債務の増加は、支払いを先に延ばした分なので足します。最後に法人税等の支払額を引きます。108+42−60+30+40−62=98万円です。資産が増えれば現金は減り、負債が増えれば現金は増える、と向きを押さえると符号を誤りません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア14:14万円は、減価償却費42万円を足し戻さずに差し引いた場合の値で、108−42−60+30+40−62=14です。減価償却費は現金の支出を伴わない費用なので、利益に加えて戻すのが正しい扱いです。
- イ74:74万円は、減価償却費を差し引き、さらに売上債権の増加を足して棚卸資産の減少を引いた値で、108−42+60−30+40−62=74です。資産の増減と現金の増減の向きを取り違えたうえに、減価償却費の扱いも逆になっています。
- エ158:158万円は、売上債権の増加を足し、棚卸資産の減少を引いた値で、108+42+60−30+40−62=158です。資産が増えると現金は減り、資産が減ると現金は増えるので、この二つの符号が逆になっています。
この問題の用語
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
- 棚卸いま実際に在るものの一覧を作り、あるべき記録と突き合わせる作業です。在庫や機器、利用者IDなどについて、記録とのずれを定期的に見つけます。
出典:平成23年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問24
同じ用語が出る問題
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