平成22年度 秋期 午前Ⅱ 問12
ソフトウェア開発管理技術
共通フレームに関する問題
共通フレーム2007において,システム結合テストの評価で考慮すべき基準となっているものはどれか。
- アシステム結合及びテストの実現可能性
- イシステム要件との外部一貫性
- ウシステム要件のテスト網羅性
- エシステム要件への追跡可能性
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✓ これが正解ウシステム要件のテスト網羅性
解説
システム結合テストの評価では、要件のテスト網羅性を見ます。
設問は共通フレーム2007で、システム結合テストの結果を評価するときに考慮すべき基準を問うています。テストの評価で問うべきことは、確かめるべき要件をテストが漏れなく扱ったかどうかです。システム要件のテスト網羅性は、システム要件の一つ一つに対応するテストが用意され実施されたかを見る基準で、テスト工程の評価にふさわしい観点です。ほかの三つは、成果物が要件に追跡できるか、要件と矛盾しないか、これから結合とテストを進められるかを問う観点で、設計など、テストより前に作る成果物を評価するときの視点に当たります。テスト工程の評価なら、要件をどれだけテストで覆ったかという網羅性を思い浮かべると選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステム結合及びテストの実現可能性:システム結合及びテストの実現可能性は、これから結合やテストを行えるかどうかを見通す観点です。設計などの成果物を評価する段階で問うもので、結合テストを終えた結果を評価する基準とは時点が違います。
- イシステム要件との外部一貫性:システム要件との外部一貫性は、作った成果物がシステム要件と矛盾していないかを確かめる観点で、設計の成果物を評価するときに問うものです。テストが要件をどれだけ確かめたかを評価する基準ではありません。
- エシステム要件への追跡可能性:システム要件への追跡可能性は、設計の成果物の各要素がどの要件から来たのかをたどれるかを見る観点です。設計の評価で使う視点であり、結合テストでは要件をテストで覆えたかという網羅性が問われます。
この問題の用語
- 共通フレームシステムの企画から運用までの作業と役割を、共通の言葉で並べた指針です。発注する側と受ける側で認識がずれないようにするために使います。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成22年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問12
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