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第60回 午後 問74

運動学

運動学習で正しいの

運動学習で正しいのはどれか。

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✓ これが正解1運動学習の過程には小脳が関与する。

解説

運動学習の過程には、小脳が深く関与します。

運動学習とは、練習を重ねることで、動きが正確で滑らかになり、それが長く保たれるようになる変化のことです。運動学習には、小脳、大脳基底核、大脳皮質の運動野などが関わります。

小脳は、実際の動きの結果と、意図した動きとのずれ(誤差)を比べ、次の動きを修正する働きをもちます。この誤差を手がかりにした修正が繰り返されることで、動きが上達していきます。したがって、運動学習の過程に小脳が関与するという記述が正しいものです。

ほかの記述は運動学習の段階や性質と合いません。手続き記憶は十分な練習の後の段階で身につき、覚醒とパフォーマンスは比例ではなく逆U字型の関係にあります。熟達するとフィードフォワード制御が中心になり、学習曲線は逆U字型ではありません。

学習の初期は考えながらフィードバックで、熟達すると自動的にフィードフォワードで、という変化と、誤差の修正を担う小脳を組で覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問74(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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