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第60回 午後 問73

運動学

上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。

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✓ これが正解2上腕二頭筋  前腕回外

解説

上腕二頭筋は、肘の屈曲に加えて前腕の回外に働きます。

筋の作用は、どの関節をまたぎ、骨のどこに付くかで決まります。上腕二頭筋は肩甲骨から起こり、肩関節と肘関節をまたいで、前腕の橈骨の橈骨粗面に付きます。

橈骨粗面は橈骨の内側寄りにあるため、前腕を回内させた位置から上腕二頭筋が縮むと、腱が巻き戻されるように橈骨を回し、前腕を回外させます。肘の屈曲とともに、回外は上腕二頭筋の大切な作用で、ねじ回しでねじを締める動きで強く働きます。したがって、この組が正しいものです。

残りの組は、作用が実際と逆か別の向きになっています。烏口腕筋は肩の屈曲と内転、上腕筋と腕橈骨筋は肘の屈曲、長橈側手根伸筋は手関節の背屈と橈屈に働きます。

肘を曲げる筋は、上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨筋の3つで、そのうち回外にも強く働くのが上腕二頭筋、と特徴で区別して覚えましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問73(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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