平成24年度 春期 午前Ⅱ 問8
企業活動
原因を調べるべきX̄-R管理図
“7の法則”を適用するとき,原因を調べるべきX̄-R管理図はどれか。ここで,UCLは上方管理限界,CLは中心線,LCLは下方管理限界である。
選択肢は原典では,上からUCL(破線),CL(実線),LCL(破線)を引き,9個の点を左から順に折れ線で結んだ管理図4枚。
- ア(原典は図。点1:CL上,点2・点3:LCLのわずかに下,点4〜点6:UCLより上,点7:CLとUCLの間,点8・点9:LCLより下)
- イ(原典は図。点1:CLとLCLの間,点2〜点8:CLとUCLの間(7点連続でCLより上),点9:CLとLCLの間)
- ウ(原典は図。点1:CLのわずかに下,点2:CLとUCLの間,点3〜点5:CLとLCLの間(LCL寄り),点6:CLとUCLの間,点7〜点9:CLとLCLの間)
- エ(原典は図。点1:CLのわずかに上,以降は点2:上,点3:下,点4:上,点5:下,点6:上,点7:下,点8:上,点9:下とCLの上下を交互に行き来し,全点がUCLとLCLの間)
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✓ これが正解イ(原典は図。点1:CLとLCLの間,点2〜点8:CLとUCLの間(7点連続でCLより上),点9:CLとLCLの間)
解説
中心線の片側に7点連続する管理図は、限界内でも原因を調べます。
見分ける軸は、管理限界の内側にある点の並び方に、偶然とは考えにくい癖があるかどうかです。管理図では、点が管理限界の外に出ていなくても、中心線の片側に7点以上連続して並ぶ場合は、工程に何らかの変化が起きている可能性があると考えて原因を調べます。これが7の法則です。正解の管理図は、2点目から8点目までの7点がすべて中心線と上方管理限界の間にあり、中心線の上側に7点連続しています。点がばらつきの範囲内に収まっていても、偏り方が偶然では起きにくいことが手掛かりになります。管理限界の外か、片側への連続か、と二つの見方を分けて覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア(原典は図。点1:CL上,点2・点3:L…:この管理図は、上方管理限界より上や下方管理限界より下に点が出ており、管理限界の外という別の判定で異常とみなす図です。中心線の片側に7点連続する並びはないので、7の法則を当てはめて選ぶ図ではありません。
- ウ(原典は図。点1:CLのわずかに下,点2…:中心線の下側に寄った点が多いものの、上側の点が途中に挟まり、片側に連続するのは最大でも3点です。7点連続には届かないので、7の法則で原因を調べる対象にはなりません。
- エ(原典は図。点1:CLのわずかに上,以降…:点が中心線の上下を交互に行き来しており、片側に連続して並ぶことがありません。すべての点が管理限界の内側にあるので、7の法則で原因を調べる対象には当たりません。
この問題の用語
- 管理図時系列で起きるデータのばらつきを折れ線で表し、管理限界線で見る図です。限界線を越えたら、いつもと違う原因が起きたと判断します。
出典:平成24年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問8
同じ用語が出る問題
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