企業活動|プロジェクトマネージャ試験
この分野には 11問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はレーダチャート(3問)・管理図(2問)です。問題が多い回は平成23年度 特別(3問)・平成24年度 春期(2問)・平成22年度 春期(2問)です。
知りたいことを先に決め、道具と見方を選ぶ
企業活動の分野は、データの見せ方と読み方、人と組織の考え方、企業が向き合うリスクや社会的な目標など、幅広い話題を含みます。共通するのは、何を知りたいのかを先に決めてから、それに合う道具や考え方を選ぶという姿勢です。
グラフは、見せたい関係の種類で選びます。二つの量の相関を見るなら散布図、構成比なら円グラフや帯グラフ、時間の推移なら折れ線グラフです。量の大小と内訳を一枚で同時に見せたいときは、棒を区分ごとに積み分ける積上げ棒グラフが向きます。
データの分布や推移に癖があるときは、原因を切り分ける手順を踏みます。ヒストグラムに山が二つあるのは、性質の違うグループが混ざっていることが多いので、機械や担当者などの条件ごとに層別して分布を調べます。管理図では、点が管理限界の内側にあっても、中心線の片側に7点以上連続して並べば、工程に変化が起きている疑いがあるとして原因を調べます。
複数の案から選ぶときは、評価項目ごとの点に重要度の重みを掛けてから合計し、効果からリスクを引くなど決めた式で総合評価点を出します。人の捉え方では、マグレガーのX理論は人は命令や管理がなければ働かないとみる見方、Y理論は条件次第で自ら進んで責任を取ろうとするとみる見方です。教育技法のインバスケットは、限られた時間で多数の案件を処理させ、優先順位を付ける判断力を養います。
リスクの区分では、誤入力などの過失、システムの障害、内部者の不正のように、日常の業務の運営から損失が生じるものをオペレーショナルリスクと呼びます。SDGsは2015年に国連で採択された、2030年を年限とする17の目標からなる国際目標で、環境だけでなく社会や経済の課題も含みます。情報機器では、稼働時や待機時の消費電力の基準を満たした製品に国際エネルギースターロゴが付けられてきました。
この分野で出た問題
- 平成23年度 特別 問203回出題システムの改善に向けて提出された4案について,評価項目を設定して採点した結果を,採点結果表に示す。効果及びリスクについては5段階評価とし,それぞれの評価項目の重要度に応じて,重み付け表に示すとおりの重み付けを行った上で次の式で総合評価点を算出したとき,総合評価点が最も高い改善案はどれか。
- 平成23年度 特別 問9A社では,昨年まではX,Y,Zの3種類の商品を販売していたが,今年は商品体系を変更してP,Q,R,Sの4種類の商品を販売している。P,Q,R,Sそれぞれの購入顧客数と,その顧客数の内訳として昨年までX,Y,Zのそれぞれを購入していた購入顧客数を表示するために作成するグラフとして,最も適切なものはどれか。
- 令和4年度 秋期 問22SDGs の説明として,適切なものはどれか。
- 平成24年度 春期 問8“7の法則”を適用するとき,原因を調べるべきX̄-R管理図はどれか。ここで,UCLは上方管理限界,CLは中心線,LCLは下方管理限界である。
- 平成24年度 春期 問12ある部品を複数台の工作機械によって製作した。製作された部品の寸法を測定し,ヒストグラムで表すと図のようになった。このヒストグラムに山が二つある原因を調べるために最初に行うべきことはどれか。
- 平成21年度 春期 問6グラフの使い方のうち,適切なものはどれか。
- 平成22年度 春期 問13データのグラフ化のうち,適切なものはどれか。
- 平成22年度 春期 問12マグレガーのY理論の考え方はどれか。
- 平成25年度 春期 問22情報機器(コンピュータ,プリンタ,ファクシミリなど)の調達に際し,選定の目安となる,製品の稼働時,待機時の消費電力などの基準に適合した製品であることを示す環境ラベルはどれか。
- 平成23年度 特別 問11教育技法の説明として,適切なものはどれか。
- 令和7年度 秋期 問24組織の日常的な業務活動に係るリスクであり,過失による誤入力,情報システムの障害,内部者の不正などによって損失が発生するリスクが当てはまるものどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 7年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和7年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。