経営戦略|平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問88
〔中問A・事務機の機種選定方法〕〔ストラテジ〕F さんは,作成した評価表案の評価値を上司に見直してもらい,最終的に次の表 6 の評価表を使って検討資料を作成した。このとき,選定要件に従って選定される機種はどれか。
〔中問A の記述(抜粋・再掲)〕評価項目の重みと評価値から総合評価値を計算し,総合評価値の最も大きい機種を選定する。機種 A の総合評価値 = w1×a1+w2×a2+w3×a3(w1〜w3 は 価格・性能・サービスの重み,a1〜a3 は機種 A のそれぞれの評価値)。機種 B 〜 D についても同様である。
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〔表6 評価表〕
| 評価項目 | 重み | 機種 A | 機種 B | 機種 C | 機種 D |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | 2 | 7 | 7 | 5 | 5 |
| 性能 | 2 | 6 | 3 | 3 | 7 |
| サービス | 1 | 5 | 7 | 8 | 4 |
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- ✓ これが正解機種 A
- 機種 B
- 機種 C
- 機種 D
解説
一項目だけを見ると、重みを掛けた順位を取り違えます。
総合評価値は、重みと評価値を掛けて足し合わせて出します。重みは価格が二、性能が二、サービスが一と決まっていました。最初の機種は、価格が七で性能が六、サービスが五です。掛けて足すと、十四と十二と五で三十一になります。二つ目の機種は十四と六と七で、二十七にとどまりました。三つ目は十と六と八で、二十四です。四つ目は十と十四と四で、二十八になります。いちばん大きいのは三十一で、最初の機種が選ばれることになります。これを挙げた肢が当たり、重みを掛けた結果での順位でした。注意したいのは、性能だけを見ると四つ目のほうが上な点です。一つの項目だけで決めると、選ぶ相手が変わってしまいます。掛け算のぶん、重みの差がそのまま順位に効いてきます。重みは、前の問で決めた考え方とちょうど噛み合っています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 二つ目の機種を挙げた肢が、こちらに当たります。価格の評価値は最初の機種と同じ七で並んでいました。ところが性能が三しかなく、掛けた差がそのまま響きます。合計は二十七で、最初の機種に四だけ届きません。掛けた差が響きました。
- 三つ目の機種を挙げた肢というのが、こちらです。サービスの評価値は八で、四つの中でいちばん高い値でした。ところがサービスの重みは一しかありません。合計は二十四で、四つの中では最も小さくなりました。重みの小ささが響きました。
- 四つ目の機種のほうを挙げた肢です。性能が七で、最初の機種の六を確かに上回っています。ところが価格が五と低く、そこで差を戻されました。合計は二十八で、最初の機種に三だけ届きません。性能の一項目だけでは決まりません。
この問題に関係する言葉
- 総合評価値
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問88(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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