ITパスポート 平成23年度 特別 問30
法務
プライバシーマークに関する問題
プライバシーマークを取得している事業者が,個人情報保護に関する理念や取組みを内外に宣言する文書はどれか。
- ア 個人情報保護ガイドライン
- イ 個人情報保護規程
- ウ 個人情報保護方針
- エ 個人情報保護マニュアル
答えと解説
✓ これが正解ウ 個人情報保護方針
解説
理念と取組みを内外へ宣言する文書、個人情報保護方針です。
個人情報を扱う仕組みは、いくつもの文書で組み立てられます。いちばん上に置かれるのが、考え方を示す個人情報保護方針(プライバシーポリシー)です。個人情報をどう扱うかの理念と取組みの姿勢を短くまとめ、社の内だけでなく外へも宣言します。広く読めるように、Web ページで公開されるのが一般的です。そのため、個人情報保護方針を挙げた肢が正解です。プライバシーマークを取得した事業者は、これを定めて公表することが求められます。個人情報保護規程は、守るべき手続を社内向けに具体的に定めた文書です。個人情報保護マニュアルは、作業の手順を細かく示した現場向けの手引きです。個人情報保護ガイドラインは、国や業界団体などが外から示す目安です。誰に向けた文書か、誰が作る文書かで四つは分かれます。シラバスも、プライバシーマーク制度を個人情報保護の取組みに挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア 個人情報保護ガイドライン:個人情報保護ガイドラインは、個人情報をどう扱うべきかを、国や業界団体などが示した目安です。事業者はそれを読み、自らの規程を作ります。作り手が外にあるので、事業者が自ら内外へ宣言する文書にはあたりません。
- イ 個人情報保護規程:個人情報保護規程は、誰が何をどう扱うかを社内向けに具体的に書き並べた決まりです。守らせるための土台になる大切な文書ですが、内側へ向けて書かれたもので、外へ理念を宣言する文書ではありません。
- エ 個人情報保護マニュアル:個人情報保護マニュアルは、実際の作業を迷わず進められるように手順を細かく示した手引きです。現場で開いて使う実務の文書で、文書の層ではいちばん下にあたり、理念を示して宣言する文書ではありません。
関連用語
- プライバシーマーク個人情報を適切に扱う体制を持つ事業者に与えられる認定のこと。
出典:平成23年度 特別 ITパスポート試験 問30
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和6年度 問82:
ISMSに 関する 問題 (プライバシーマーク) - 令和6年度 問11:
品質 マネジメントシステムの 問題 (プライバシーマーク) - 平成28年度 秋期 (特別措置試験) 問33:
個人情報取扱事業者の 義務 (プライバシーマーク) - 令和5年度 問56:
ISMSに 関する 問題 (プライバシーマーク) - 平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問10:
プライバシーマークに 関する 問題 (プライバシーマーク)
同じ分野の問題
誤りを見つけたら報告する