2024年1月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問24
金融資産運用
東京証券取引所の市場区分等の問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。FP2級の過去問 540問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
東京証券取引所の市場区分等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1プライム市場の上場維持基準では、新規上場から一定期間経過後の株主数および流通株式数について、新規上場基準よりも高い数値基準が設定されている。
- 2プライム市場の新規上場基準では、上場申請会社の直近事業年度におけるROEの数値基準について、8%以上と定められている。
- 3スタンダード市場の上場会社がプライム市場へ市場区分の変更を申請することはできるが、プライム市場の上場会社がスタンダード市場へ市場区分の変更を申請することはできない。
- 4JPX日経インデックス400は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。
答えと解説
✓ これが正解4JPX日経インデックス400は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。
解説
JPX日経400は東証の3市場を主市場とする銘柄から選ばれます。
この問は、東京証券取引所の市場区分(プライム・スタンダード・グロース)と、それに関わる株価指数を問うものです。
JPX日経インデックス400は、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益などの指標と時価総額などを基に選んだ400銘柄で算出される株価指数です。記述はこの内容のとおりで、適切です。
そのほかの記述は不適切です。上場維持基準は、上場を続けるために満たし続ける基準で、新規上場基準より緩やかな数値が設けられています。プライム市場の新規上場基準に、ROEを8%以上とする数値基準はありません。また、市場区分の変更は、スタンダード市場からプライム市場への変更だけでなく、プライム市場からスタンダード市場への変更も申請できます。
上場するときの基準より上場を続けるための基準の方が低い、市場区分の変更は双方向にできる、と押さえておくと見分けやすくなります。
ほかの選択肢の解説
- 1プライム市場の上場維持基準では、新規上場から一定期間経過後の株主数および流通株式数について、新規上場基準よりも高い数値基準が設定されている。:上場維持基準は、上場した会社が上場を続けるための最低限の基準で、新規上場基準よりも低い数値に設定されています。新規上場基準より高いとする記述は関係が逆です。
- 2プライム市場の新規上場基準では、上場申請会社の直近事業年度におけるROEの数値基準について、8%以上と定められている。:新しくプライム市場に上場するときに求められるのは、株主の数や流通する株式の量、時価総額、利益の額などです。資本の効率を示す指標に一定の水準を求める決まりは設けられておらず、記述は誤りです。
- 3スタンダード市場の上場会社がプライム市場へ市場区分の変更を申請することはできるが、プライム市場の上場会社がスタンダード市場へ市場区分の変更を申請することはできない。:市場区分の変更は一方向に限られません。プライム市場の上場会社が自らの判断でスタンダード市場への変更を申請することもできるので、できないとする記述は誤りです。
出典:2024年1月 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問24(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)