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2023年9月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問28

金融資産運用

ポートフォリオ理論に関する問題

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ポートフォリオ理論に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

答えと解説

✓ これが正解1ポートフォリオのリスクは、組み入れた各資産のリスクを組入比率で加重平均した値以下となる。

解説

ポートフォリオのリスクは各資産のリスクの加重平均以下になります。

この問は、分散投資の効果やリスクの種類、期待収益率の考え方など、ポートフォリオ理論の基本を問うものです。

ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、組み入れた資産どうしの値動きの関係(相関係数)によって変わります。相関係数が1(まったく同じ動き)のときは各資産のリスクの加重平均と等しく、1より小さければ値動きが打ち消し合うため加重平均より小さくなります。したがって、ポートフォリオのリスクは各資産のリスクを組入比率で加重平均した値以下となり、この記述が適切で正解です。

ほかの記述は不適切です。分散投資をしても消せない市場全体のリスクはシステマティック・リスクで、アンシステマティック・リスクは個別の銘柄に固有の、分散投資で減らせるリスクです。ポートフォリオの期待収益率は、各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値と等しくなり、それより大きくなるわけではありません。固定利付債券でも、社債には発行体が破綻する信用リスクがあり、途中で売れば価格変動リスクもあるため、すべてが安全資産になるわけではありません。

期待収益率は加重平均と等しく、リスクは加重平均以下になる、と2つを対にして覚えると、分散投資の効果を説明しやすくなります。

ほかの選択肢の解説

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出典:2023年9月 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問28(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。

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