平成22年度 春期 午前 問68
経営戦略マネジメント
プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスの a,b に入れる語句の適切な組合せはどれか。
【マトリックス】縦軸に[ a ],横軸に[ b ]
高 ┌──────────────┬──────────────┐
│ 花形 │ 問題児 │
[a] ├──────────────┼──────────────┤
│ 金のなる木 │ 負け犬 │
低 └──────────────┴──────────────┘
高 [b] 低
横軸は【左が高・右が低】である(左が低ではない)。- アa=売上高利益率 / b=市場占有率
- イa=市場成長率 / b=売上高利益率
- ウa=市場成長率 / b=市場占有率
- エa=市場占有率 / b=市場成長率
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✓ これが正解ウa=市場成長率 / b=市場占有率
解説
縦が市場成長率、横が市場占有率の組合せです。
プロダクトポートフォリオマネジメントは、事業や製品を二つの物差しで四つの区画に分けて眺める道具です。一方の物差しはその市場がこれから伸びるかどうか、もう一方は自社がその市場でどれだけの取り分を握っているかを表します。図では上の段に花形と問題児、下の段に金のなる木と負け犬が並び、左の列に花形と金のなる木が来ています。伸びる市場で取り分も大きいものが花形、伸びは鈍ったが取り分の大きいものが金のなる木という置き方に当てはめると、縦が市場成長率、横が市場占有率と決まりました。判定の軸は、四つの区画の呼び名が、どちらの物差しの高低に対応しているかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アa=売上高利益率 / b=市場占有率:縦にもうけの厚さを表す売上高利益率を置く組合せです。すると市場が伸びているかどうかを測る物差しが図から消えてしまい、上の段の花形と下の段の金のなる木を分ける根拠がなくなりました。
- イa=市場成長率 / b=売上高利益率:縦は合っていますが、横にもうけの厚さを置いています。左右で分かれる花形と問題児を隔てているのは市場での取り分の大小なので、利益の厚さに置き換えると四区画の呼び名が付けられません。
- エa=市場占有率 / b=市場成長率:二つの物差しを縦と横で入れ替えた組合せです。この置き方だと図の右上の区画は、取り分は大きいが伸びは鈍った事業を表すことになり、そこに置かれている問題児の性質と正反対になってしまいます。
出典:平成22年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問68
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