令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午後)(電気技術者試験センター)問16
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
- イ硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
- ロ金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管とを接続するのに用いる。
- ハ合成樹脂製可とう電線管相互を接続するのに用いる。
- ニ合成樹脂製可とう電線管とCD 管とを接続するのに用いる。
答えと解説
✓ これが正解イ硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
解説
灰色で両端が太い硬質塩ビ製の筒は、硬質塩ビ管相互を接続する継手。
写真の材料は、灰色の合成樹脂製の筒で、両端が太い受け口になり、中央はやや細くなっています。これは硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)の端どうしを突き合わせてつなぐ継手で、TSカップリングと呼ばれます。両側の受け口に、接着剤を塗った管を差し込んで接続します。
見分けるポイントは三つです。一つ目は灰色の硬質塩ビ製であること、二つ目は両端が同じ形の受け口で左右対称であること、三つ目は金属部品やねじ部がなく、継手全体が合成樹脂だけでできていることです。
異なる種類の管どうしをつなぐ継手は、片側ごとに接続部の形や材質が違います。金属管との接続や、可とう管やCD管との接続にはそれぞれ専用の部品があり、左右が同じ受け口になっている写真の形とは合いません。
覚え方は、灰色で両端が同じ受け口なら同じ種類の管をつなぐ継手、と形で覚えることです。
ほかの選択肢の解説
- ロ金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管とを接続するのに用いる。:金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管という異なる管を結ぶ部材には、金属管側と塩ビ管側で違う接続部が必要です。両端が同じ受け口の筒である写真とは合いません。
- ハ合成樹脂製可とう電線管相互を接続するのに用いる。:合成樹脂製可とう電線管の相互接続には、柔らかい波形の管に合わせて作られた専用の継手を使います。灰色で硬い塩ビ管用の受け口を持つ写真の継手とは別の部材です。
- ニ合成樹脂製可とう電線管とCD 管とを接続するのに用いる。:合成樹脂製可とう電線管とCD管をつなぐのは、種類の異なる管を結ぶ継手で、左右の接続部の形が異なります。両側が同じ受け口になっている写真の形とは見た目が合いません。
出典:令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午後) 問16(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)
