令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問3
電気に関する基礎理論
熱量に関する問題
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抵抗器に100 Vの電圧を印加したとき,4 Aの電流が流れた。1時間20分の間に抵抗器で発生する熱量[kJ]は。
〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。
- イ960
- ロ1 920
- ハ2 400
- ニ2 700
答えと解説
✓ これが正解ロ1 920
解説
電力400 Wを4800秒使うので、熱量は1920 kJです。
電気が抵抗器で熱に変わる量(ジュール熱)を、電力と時間から求める問題です。熱量は、電力[W]に時間[秒]を掛けた値で、1 Wを1秒間使った量が1 Jです。
電力は P=VI=100×4=400 W です。時間は1時間20分なので 60×60+20×60=3 600+1 200=4 800 秒です。熱量は 400×4 800=1 920 000 J で、1 000 で割ると 1 920 kJ になります。単位を時間のままにして、0.4 kW×(4÷3) h≒0.533 kWh、1 kWh=3 600 kJ から 0.533×3 600≒1 920 kJ と検算しても一致します。
肢を比べると、960 kJ は40分、2 400 kJ は100分、2 700 kJ は112.5分ぶんの熱量に当たり、80分とは合いません。覚え方は、時間は必ず秒に直す、kWh で出すなら 1 kWh=3 600 kJ を使う、です。
ほかの選択肢の解説
- イ960:960 kJは、400 Wを2 400秒、つまり40分使ったときの熱量です。1時間20分はその2倍の長さなので、発熱量も2倍の値になり、この設問の答えにはなりません。
- ハ2 400:2 400 kJは、400 Wを6 000秒、つまり100分使った場合の熱量です。設問の時間は80分で、これより20分短いため、この数値は条件と合いません。
- ニ2 700:2 700 kJは、400 Wを6 750秒(112.5分)使った場合の熱量に当たります。設問の80分より長い時間の発熱量なので、この条件とは一致しません。
出典:令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問3(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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