2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問15
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
配線用遮断器に関する問題
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低圧電路に使用する定格電流30 A の配線用遮断器に60 A の電流が継続して流れたとき,この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。
なお,選択肢が数値の場合は最も近い値を選びなさい。
- イ1
- ロ2
- ハ3
- ニ4
答えと解説
✓ これが正解ロ2
解説
30A以下の配線用遮断器は定格の2倍の電流で2分以内に動作します。
配線用遮断器は、電路に過電流(定格を超える電流)が流れたときに自動で電路を切る器具です。電線を過熱から守るため、流れた電流の大きさに応じて動作する時間の限度が決められています。
定格電流30A以下の配線用遮断器は、定格電流の1倍の電流では自動的に動作せず(むやみに切れない)、1.25倍の電流では60分以内に、2倍の電流では2分以内に動作しなければなりません。設問は、定格30Aに60Aが流れ続けるので、ちょうど定格の2倍にあたります。したがって、動作時間の限度は2分です。
定格が30Aを超え50A以下になると、2倍の電流での限度は4分に延びます。覚え方は、30A以下は2分、30A超50A以下は4分と、定格が大きいほど長めになる、です。
ほかの選択肢の解説
- イ1:1分は、定格の2倍の電流に対する限度の2分より短く、規定にない時間です。限度は、この時間を過ぎるまでに必ず動作することを求める上限で、1分ではありません。
- ハ3:3分は、定格30A以下の2分と、30A超50A以下の4分のどちらにも当たりません。定格30Aの遮断器に定格の2倍が流れたときの限度の2分を超えてしまうため、誤りです。
- ニ4:4分は、定格が30Aを超え50A以下の配線用遮断器に、定格の2倍の電流が流れたときの限度です。設問の定格は30Aちょうどで30A以下の区分なので、2分となり、4分ではありません。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問15(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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