2019年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
アウトレットボックスに関する問題
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アウトレットボックス(金属製)の使用方法として,不適切なものは。
- イ金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。
- ロ金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。
- ハ配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
- ニ照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。
答えと解説
✓ これが正解ハ配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
解説
配線用遮断器の集合設置は分電盤の役割で、不適切です。
アウトレットボックスは、金属管工事などで、管の途中や端に取り付け、電線の接続や引出し、照明器具などの取付けに使う、金属製の箱です。管の途中に付ければ電線を引き入れやすくなり、箱の中で電線相互を接続することもでき、天井の照明器具の取付け部分で電線を引き出す箱としても使えます。
これに対して、配線用遮断器を集合して設置するのは、分電盤と呼ばれる箱(キャビネット)の役割です。分電盤は、幹線から各分岐回路に分ける遮断器や開閉器を1か所にまとめて収めるものです。アウトレットボックスは電線の接続・引出し用で、遮断器を並べて収める使い方はしません。
したがって、配線用遮断器を集合して設置するのに用いるとする使い方が不適切です。覚え方は、アウトレットボックス=電線の中継・引出し、分電盤=遮断器の集合です。
ほかの選択肢の解説
- イ金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。:金属管工事では、管の途中にアウトレットボックスを設けると、電線を引き入れる作業がしやすくなります。引入れを容易にする目的の使い方は一般的で、不適切ではありません。
- ロ金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。:金属管工事で電線相互を接続する場合は、接続部分を箱の中に収めます。その箱としてアウトレットボックスを使うのは通常の使い方で、不適切な使い方にはあたりません。
- ニ照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。:照明器具を取り付ける天井などの部分で、電線を引き出す箱としてアウトレットボックスを使うのは、ごく一般的な使い方です。不適切な使い方には当たりません。
出典:2019年度上期第二種電気工事士筆記試験 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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