平成29年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
アウトレットボックスに関する問題
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アウトレットボックス(金属製)の使用方法として,不適切なものは。
- イ金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。
- ロ配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
- ハ金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。
- ニ照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。
答えと解説
✓ これが正解ロ配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
解説
遮断器を集合して設置するのは分電盤など盤の役目です。
アウトレットボックスは、金属管工事などの配線で、電線の接続や引出しを行うために使う金属製の箱です。照明器具や配線器具を取り付ける場所に置いて、管から出た電線をその箱の中に引き出したり、箱の中で電線同士を接続したりします。管が長いときや曲がりが多いときに、途中に箱を挟むと、電線の引き入れも楽になります。
一方、配線用遮断器を何個もまとめて取り付けて回路を分ける役目は、分電盤(遮断器や開閉器を収めた盤)が担います。アウトレットボックスは電線の通り道と接続のための箱であり、遮断器を並べて固定する仕組みや、母線(大きな電流を分ける導体)を収める構造を持っていません。
そのほかの肢は、電線の引き入れを助けること、電線相互の接続部分を収めること、照明器具などの取付け部で電線を引き出すことで、いずれも本来の使い方です。覚え方は、アウトレットボックスは電線の接続と引出し、遮断器の集合は分電盤、です。
ほかの選択肢の解説
- イ金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。:金属管工事で電線を引き入れやすくするために、途中にアウトレットボックスを設ける使い方は適切です。管が長いときや曲がりの多いときに有効なので、不適切という説明は当たりません。
- ハ金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。:金属管の中では電線を接続せず、箱の中で接続するのが決まりです。管工事で電線相互を接続する部分にアウトレットボックスを使うのは正しい使い方なので、不適切ではありません。
- ニ照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。:天井などの照明器具を取り付ける位置で、管から電線を引き出す箱としてアウトレットボックスを使うのは、本来の用途の一つです。この説明は適切なので、不適切とは言えません。
出典:平成29年度下期第二種電気工事士筆記試験 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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