平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
絶縁電線に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
低圧屋内配線として使用する600V ビニル絶縁電線(IV)の絶縁物の最高許容温度[℃]は。
- イ30
- ロ45
- ハ60
- ニ75
答えと解説
✓ これが正解ハ60
解説
600Vビニル絶縁電線(IV)の最高許容温度は60 ℃です。
電線の絶縁物には、長い間使っても傷まない最高の温度(最高許容温度)が決められており、電線の許容電流もこの温度を超えないように定められています。600Vビニル絶縁電線(IV)の最高許容温度は60 ℃です。
絶縁物の材料によって温度が変わります。同じビニルでも、耐熱性を高めた600V二種ビニル絶縁電線(HIV)は75 ℃で、IVより高い温度まで使えます。肢の中の75 ℃はこちらの値で、IVの値ではありません。
IVは60 ℃、HIVは75 ℃と、材料の名前と温度をセットで覚えましょう。電線を選ぶときに温度の限界が出てくるのは、このためです。なお、許容電流の表は、この温度を基準に作られています。許容電流が周囲温度で変わる理由も、この最高許容温度から説明できます。
ほかの選択肢の解説
- イ30:30 ℃は、許容電流を決めるときの周囲温度の条件として出てくる温度で、電線の絶縁物の最高許容温度ではありません。電線自体が耐えられる温度はこれより高いです。
- ロ45:45 ℃は、600Vビニル絶縁電線の最高許容温度としては導けません。絶縁物の限界の温度はこの値よりも高く、IVの許容温度は60 ℃と決まっています。
- ニ75:75 ℃を選ぶと材料の取り違えになります。この温度は二種ビニル絶縁電線の値で、普通のビニルを使うIVは60 ℃までしか使えません。
出典:平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)