平成28年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問15
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
金属管に関する問題
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金属管(鋼製電線管)工事で切断及び曲げ作業に使用する工具の組合せとして,適切なものは。
- イリーマ 金切りのこ パイプベンダ
- ロやすり パイプレンチ トーチランプ
- ハやすり 金切りのこ トーチランプ
- ニリーマ パイプレンチ パイプベンダ
答えと解説
✓ これが正解イリーマ 金切りのこ パイプベンダ
解説
金属管の切断は金切りのこ、曲げはパイプベンダを使います。
金属管(鋼製電線管)の工事では、管を切る作業、管を曲げる作業、切った後の仕上げ作業で、使う工具が異なります。この問は切断と曲げの作業に使う工具の組合せを選ぶ問題です。
切断には金切りのこ(鉄を切るのこぎり)、曲げにはパイプベンダ(管を曲げるための工具)を使います。リーマは、管を切った後の内側にできるバリ(切りくずの突起)を取り除く工具で、電線の被覆を傷めないための仕上げに使います。これらを組み合わせたものが、切断・曲げの作業に使う組合せとして適切です。
やすりは切断面の仕上げに使うことはありますが、曲げの工具ではありません。パイプレンチは管を回して接続するときに使う工具で、切断や曲げには使いません。トーチランプは、合成樹脂管を温めて曲げるときに使う火力の工具で、金属管の曲げには使いません。
覚え方は、切る道具は金切りのこ、曲げる道具はパイプベンダ、トーチランプは合成樹脂管用、と分けることです。
ほかの選択肢の解説
- ロやすり パイプレンチ トーチランプ:やすり、パイプレンチ、トーチランプの組合せは、金切りのこもパイプベンダも含みません。パイプレンチは管を回す工具、トーチランプは合成樹脂管を温める工具なので、金属管の切断と曲げの組合せになりません。
- ハやすり 金切りのこ トーチランプ:金切りのこは切断に使えますが、組の残りのトーチランプは、火で温めて合成樹脂管を曲げる道具です。鋼製電線管の曲げに使うのはパイプベンダなので、金属管工事の組合せとしては合いません。
- ニリーマ パイプレンチ パイプベンダ:リーマとパイプベンダは金属管の工事に使う工具ですが、パイプレンチは管を回して締め付けるための工具で、管を切る工具ではありません。切断には金切りのこが必要なため、適切ではありません。
出典:平成28年度下期第二種電気工事士筆記試験 問15(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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