過去問解きまくり研究所 ホーム

平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問7

配電理論及び配線設計

断線に関する問題

選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。

図のような単相3 線式回路において,消費電力1 000 W,200 Wの2 つの負荷はともに抵抗負荷である。図中の×印点で断線した場合,a-b間の電圧[V]は。ただし,断線によって負荷の抵抗値は変化しないものとする。

〔注〕本問題の計算で√2,√3 及び円周率πを使用する場合の数値は次によること。√2=1.41,√3=1.73,π=3.14

1φ3W電源の上と中の端子間が100 V,中と下の端子間が100 V,上と下の端子間が200 V。上の電線の先の点aと中の電線の先の点bの間に抵抗負荷1 000 W(10 Ω),点bと下の電線の先の間に抵抗負荷200 W(50 Ω)がある。中の電線(中性線)の途中に×印がある
答えと解説

✓ これが正解ロ33

解説

中性線が切れると10Ωと50Ωが200Vに直列になり、a-b間は約33Vです。

単相3線式で中性線が切れると、2つの負荷が上下の電圧線の間に直列につながります。このとき両端にかかる電圧は電圧線間の200Vです。

図では、1000Wの負荷は10Ω、200Wの負荷は50Ωと示されています。直列の合成抵抗は10+50=60Ω、電流は 200÷60=3.33A です。a-b間は10Ωの負荷なので、電圧は 10×3.33=33.3V、つまり約33Vになります。抵抗が小さい側にかかる電圧が小さい、と見ても分かります。50Ω側は 50×3.33=166.7V で、2つの電圧を足すと200Vに戻ります。

断線しても100Vのままと考えるのは誤りです。中性線を切ると、軽い負荷(抵抗が大きい側)に高い電圧がかかり、機器を傷めるおそれがあります。直列では抵抗の比で電圧が分かれる、と覚えます。

ほかの選択肢の解説

この科目を演習で解く この問題を記録に残す

出典:平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験 問7(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

同じ分野の問題

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)