2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
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屋内配線の検査を行う場合,器具の使用方法で,不適切なものは。
- イ検電器で充電の有無を確認する。
- ロ接地抵抗計(アーステスタ)で接地抵抗を測定する。
- ハ回路計(テスタ)で電力量を測定する。
- ニ絶縁抵抗計(メガー)で絶縁抵抗を測定する。
答えと解説
✓ これが正解ハ回路計(テスタ)で電力量を測定する。
解説
回路計では電力量は測れません。電力量は電力量計で測ります。
屋内配線の検査では、測りたい量ごとに使う器具が決まっています。回路計(テスタ)は、電圧・抵抗・(種類によっては)電流を測る計器で、電力量を測る機能はありません。電力量は、使った電力を時間で積算した量(kWh)で、電力量計という別の計器で測ります。
他の器具は、使い方が正しいものです。検電器は、電路に電圧がかかっているかどうかを確かめます。接地抵抗計(アーステスタ)は、接地極の接地抵抗を測ります。絶縁抵抗計(メガー)は、電線や機器と大地の間の絶縁抵抗を測ります。
したがって、回路計で電力量を測るとする使い方が不適切です。覚え方は、電力量は電力量計、絶縁はメガー、接地はアーステスタです。回路計は、ふだんは電圧の確認や、配線の導通(電気が途切れずつながっているか)の確認などに使う、いわば万能の測定器ですが、時間をかけて積算する電力量までは測れません。
ほかの選択肢の解説
- イ検電器で充電の有無を確認する。:検電器は、電路や機器に電圧がかかっているか(充電されているか)を、触れずに調べる器具です。充電の有無の確認に使うのは正しい使い方で、不適切ではありません。
- ロ接地抵抗計(アーステスタ)で接地抵抗を測定する。:接地抵抗計(アーステスタ)は、補助の接地極を使って、接地工事をした接地極の接地抵抗を測る器具です。接地抵抗の測定に使うのは正しく、不適切ではありません。
- ニ絶縁抵抗計(メガー)で絶縁抵抗を測定する。:絶縁抵抗計(メガー)は、電線や機器と大地の間に電圧を加えて、絶縁抵抗を測る器具です。絶縁抵抗の測定に使うのは正しい使い方で、不適切とは言えません。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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