平成25年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
最高許容温度に関する問題
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低圧屋内配線として使用する600V ビニル絶縁電線(IV)の絶縁物の最高許容温度〔℃〕は。
- イ30
- ロ45
- ハ60
- ニ75
答えと解説
✓ これが正解ハ60
解説
600V ビニル絶縁電線(IV)の最高許容温度は60〔℃〕です。
電線の絶縁物は、熱が加わると傷んだり、やわらかくなったりします。そのため絶縁物の材料ごとに、連続して使ってよい上限の温度が決められていて、これを最高許容温度といいます。
600V ビニル絶縁電線(IV)は、絶縁物がビニルで、最高許容温度は60〔℃〕です。許容電流も、電線の温度がこの温度を超えないように決められています。ビニルは熱に比較的弱く、電線の絶縁物の中では低い方の値です。耐熱性を高めた電線では、これより高い値(選択肢にある75〔℃〕など)が使われます。許容電流を考えるときに周囲温度として与えられる30〔℃〕は、絶縁物が耐える上限とは別の値です。
覚え方は、ビニル絶縁電線(IV)は60〔℃〕、耐熱性を上げた電線はそれより高い、です。
ほかの選択肢の解説
- イ30:30〔℃〕は、許容電流を考えるときの周囲温度として出てくる値で、電線の絶縁物が耐える上限の温度ではありません。ビニルを絶縁物とする電線の上限は、これより高い値です。
- ロ45:45〔℃〕は、ビニル絶縁電線の最高許容温度として覚える値ではありません。ビニル絶縁電線は60〔℃〕まで連続して使えるので、45〔℃〕では低すぎます。
- ニ75:75〔℃〕は、ビニル絶縁電線のうち耐熱性を高めた種類で出てくる値です。普通の600V ビニル絶縁電線(IV)の最高許容温度は、それより低い60〔℃〕です。
出典:平成25年度上期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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