平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
配線用遮断器に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
低圧電路に使用する定格電流20〔A〕の配線用遮断器に25〔A〕の電流が継続して流れたとき、この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間〔分〕の限度(最大の時間)は。
- イ20
- ロ30
- ハ60
- ニ120
答えと解説
✓ これが正解ハ60
解説
定格の1.25倍の電流では、60分以内に動作する決まりです。
低圧電路の配線用遮断器は、定格電流を超える電流が流れたとき、決められた時間内に自動で切れる性能が求められます。判断には、定格電流に対する電流の倍率と、動作時間の限度の対応を使います。
問の電流は25〔A〕で、定格20〔A〕の25÷20=1.25倍です。定格電流が30〔A〕以下の配線用遮断器では、定格の1倍の電流では動作せず、1.25倍の電流では60分以内に、2倍の電流では2分以内に動作する決まりです。したがって限度は60分です。
この時間は、遅くともこの時間内に、という最大の限度です。20分や30分は、この決まりの限度としては示されていません。定格より少し大きい程度の電流には長い時間が許され、電流が大きくなるほど許される時間は短くなります。1.25倍で60分、2倍で2分、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ20:20分は、この決まりに定められた限度ではありません。1.25倍の電流に対して許される最大の時間は60分で、20分以内に切れるところまでは求められていません。
- ロ30:30分も、1.25倍の電流に対する限度として定められた時間ではありません。この遮断器が25〔A〕の電流で自動的に動作する限度は、30分よりも長い60分とされています。
- ニ120:120分は、20〔A〕の遮断器の1.25倍の電流に対する限度としては当てはまりません。この区分の遮断器は60分以内に動作する決まりなので、120分まで待つことはできません。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)