平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問43
配線図
相順に関する問題
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⑬で示す回路の相順(相回転)を調べるものは。
〔配線図の前書き〕図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ニ
解説
相順を調べるのは、R・S・Tの端子がある検相器です。
⑬は、制御盤P-1の結線図で、◇bの三相200V回路へ出る3P 30Aの配線です。三相の回路では、3本の電線が順に電圧のピークを迎える順番を相順(相回転)といい、これが違うと電動機が逆に回ります。この問は、相順を調べる測定器を写真から選ぶ知識問題です。
相順を調べるのは検相器で、写真ではR・S・Tの文字と赤・白・青の3つの端子があり、下部の小窓に正と逆の字があります。3本のわにぐちクリップを三相の3線につなぎ、正と逆のどちらが表示されるかで相順を確かめます。
他の測定器と比べます。切替えつまみにDCV、ACV、Ωなどの字がある黒い箱形の器具は、電圧や抵抗を測る回路計です。開閉する輪の形のクランプ部を持つ器具は、電線を挟んで電流を測るクランプ形の測定器です。EARTH TESTERの字があり、緑・黄・赤の線と金属の棒が付いた器具は、接地抵抗計です。
相順は、R・S・Tと正逆の窓がある検相器、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ…多数の目盛りのある目盛り板、中央に回転式の切替えつまみ(DCV、ACV、DCA、Ω などの字)があり、右の端子から赤と黒の線(先端は細い棒)が出ている:切替えつまみにDCVやACV、Ωなどの字があり、赤と黒の線の先に細い棒が付いた器具です。電圧や抵抗を測る回路計の形で、3本の線の順番は調べられません。
- ロ黒い測定器で、上部に開閉する輪の形のクランプ部、本体に回転式の切替えつまみと目盛り板があり、ひもが付いている:開閉する輪の形のクランプ部を持つ黒い測定器です。電線を挟んで電流などを測る形で、三相3線の相順を表示する窓や3つの端子は見当たりません。
- ハ…緑・黄・赤の3つの端子、目盛り板、左に縦に並んだボタン、下部に EARTH TESTER MODEL の字があり、右にT字形の金属の棒2本と、緑・黄・赤の巻いた線がある:EARTH TESTERの字があり、緑・黄・赤の巻いた線と、T字形の金属の棒が付いた器具です。接地抵抗を測る接地抵抗計の形で、相順を調べる用途ではありません。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問43(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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