平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問42
配線図
電線の切断に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
⑫で示す電線の切断に使用する工具で、適切なものは。
〔配線図の前書き〕図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ハ
解説
CVケーブルを切る工具は、湾曲した刃のケーブルカッタです。
⑫は、CV 5.5-2C (FEP)と書かれた、一点鎖線の地中配線です。CVケーブルは、導体を絶縁体とビニルのシースで覆った太いケーブルで、ペンチなどでは切りにくいため、専用の工具で切ります。この問は、電線の切断に使う工具を写真から選ぶ知識問題です。
写真で見分けると、先端に湾曲した2枚の刃があり、長い2本の柄で挟んで切る青い工具が、ケーブルを切るケーブルカッタの形です。刃が電線を包み込むように当たるので、太い電線やケーブルを切ることができます。
他の工具は、切る役割が違います。赤いC字形の枠に丸い刃とローラが付いた工具は、管を回しながら切るパイプカッタの形です。黒い工具は、頭部の丸い穴で電線や端子を挟んで押しつぶす形で、切るための刃が見えません。赤い工具は、2つのあごで管を回して締めるパイプレンチの形で、切る刃を持ちません。
電線を切るのは、2枚の刃で挟む形のカッタ、と形で覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ赤色の工具で、C字形の枠に丸い刃と2つのローラが付き、下に黄色の棒と赤いT字形の握りが付いている:赤いC字形の枠に丸い刃とローラが付き、下にT字形の握りがある工具で、管のまわりを回して切る形です。電線を挟んで切る2枚の刃がなく、ケーブルの切断には使いません。
- ロ黒色の工具で、先端に丸い穴のあいた頭部があり、その下の太い胴から長い2本の握りが出ている:黒い工具で、先端の丸い穴のある頭部と太い胴から長い握りが2本出ています。頭部で挟んで押しつぶす形に見え、2枚の刃で電線を切る構造ではありません。
- ニ赤色の工具で、先端にあごが2つあり、銀色の調整部と長い柄が付いている:赤い工具で、先端に2つのあごがあり、銀色の調整部で幅を変えられます。管を回して締めるパイプレンチの形で、刃がないので電線を切る工具ではありません。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問42(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)