平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問26
一般用電気工作物等の検査方法
絶縁抵抗計に関する問題
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絶縁抵抗計を用いて、低圧三相誘導電動機と大地間の絶縁抵抗を測定する方法として、適切なものは。ただし、絶縁抵抗計のLは線路端子(ライン)、Eは接地端子(アース)を示す。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ハ
解説
Lを巻線側の口出線、Eを外箱の接地端子につなぐ図が適切です。
絶縁抵抗計は、電気を通す部分と大地との間の絶縁の状態を、MΩ の単位で測る計器です。端子の使い分けが決まっていて、L(線路端子)は測りたい電路の側、E(接地端子)は大地の側につなぎます。
低圧三相誘導電動機で測りたいのは、口出線につながる内部の巻線と、大地との間です。電動機の外箱には接地線の付いた端子があり、大地の側はその端子で代表させます。つまり、口出線の端子のどれか1本に L を、外箱の接地端子に E をつなぐ図が適切です。3本の口出線は内部の巻線でつながっているので、1本につなげば巻線全体と外箱の間の絶縁が測れます。
口出線の端子どうしに2本のコードをつなぐと、測れるのは巻線の間の絶縁であって、大地との間ではありません。L と E を入れ替えた図も、決まった使い方に合いません。
覚え方は、L は線(巻線)の側、E は大地(アース)の側です。
ほかの選択肢の解説
- イ…Eの端子が上の口出線の端子に、Lの端子が外箱の端子に接続されている:E の端子を口出線の端子に、L の端子を外箱の端子につないでいます。つなぎ先が逆になっていて、決まった測り方に合いません。
- ロ…Eの端子が上の口出線の端子に、Lの端子が下の口出線の端子に接続され、外箱の端子は接地線だけにつながっている:E と L の両方を口出線の端子につないでいます。外箱の端子は接地線だけにつながっているため、測っているのは巻線の間で、大地との絶縁は分かりません。
- ニ…Lの端子が上の口出線の端子に、Eの端子が中の口出線の端子に接続され、外箱の端子は接地線だけにつながっている:L と E を上と中の口出線の端子にそれぞれつないでいます。口出線の間を測る形になり、外箱や大地との絶縁抵抗は得られません。
出典:平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験 問26(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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