平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問27
一般用電気工作物等の検査方法
絶縁抵抗計に関する問題
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絶縁抵抗計(電池内蔵)に関する記述として、誤っているものは。
- イ絶縁抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。
- ロ絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である。
- ハ絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池容量が正常であることを確認する。
- ニ電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。
答えと解説
✓ これが正解ロ絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は、交流電圧である。
解説
絶縁抵抗計の測定電圧は直流なので、交流とする記述が誤りです。
絶縁抵抗計は、電路や機器の絶縁がどれだけ保たれているかを、抵抗の値で調べる計器です。電池内蔵の形では、内部で電池の電圧から測定用の電圧を作り、これを電路と大地の間などに加えます。そのとき流れるわずかな漏れ電流から、絶縁抵抗を求める仕組みです。この測定用の電圧、つまり定格測定電圧(出力電圧)は直流です。交流電圧とする記述は誤りで、これが正解になります。
他の記述を見ます。表示がディジタル形と指針形(アナログ形)の二種類あることは、そのとおりです。測定の前に電池容量が正常かどうかを確かめるのも、正しい手順です。電子機器が接続された回路では、機器を傷めないよう測定電圧を適切に選びます。この三つはどれも正しい内容です。
覚え方は、絶縁抵抗計は電池を使って直流で測る、と電池と直流をセットにすることです。
ほかの選択肢の解説
- イ絶縁抵抗計には、ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。:表示に数字で出すディジタル形と、針で示す指針形(アナログ形)の両方が実際にあります。種類についての記述として正しい内容なので、誤っている記述ではありません。
- ハ絶縁抵抗測定の前には、絶縁抵抗計の電池容量が正常であることを確認する。:電池が弱っていると測定用の電圧が十分に出ず、値が信頼できなくなります。そのため測定前に電池容量が正常か確認するのは正しく、誤りには当たりません。
- ニ電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は、機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。:電子機器が入った回路に高すぎる電圧を加えると、機器を壊すおそれがあります。損傷させない適正な定格測定電圧を選ぶという記述は正しく、誤りではありません。
出典:平成26年度上期第二種電気工事士筆記試験 問27(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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