平成22年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問27
一般用電気工作物等の検査方法
分岐開閉器に関する問題
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分岐開閉器を開放して負荷を電源から完全に分離し、その負荷側の低圧屋内電路と大地間の絶縁抵抗を一括測定する方法として、適切なものは。
- イ負荷側の点滅器をすべて「入」にして、常時配線に接続されている負荷は、使用状態にしたままで測定する。
- ロ負荷側の点滅器をすべて「入」にして、常時配線に接続されている負荷は、すべて取り外して測定する。
- ハ負荷側の点滅器をすべて「切」にして、常時配線に接続されている負荷は、使用状態にしたままで測定する。
- ニ負荷側の点滅器をすべて「切」にして、常時配線に接続されている負荷は、すべて取り外して測定する。
答えと解説
✓ これが正解イ負荷側の点滅器をすべて「入」にして、常時配線に接続されている負荷は、使用状態にしたままで測定する。
解説
点滅器を入にし、負荷はつないだまま測ります。
絶縁抵抗は、電線や器具が大地との間でどれだけ電気を通しにくいかを表す値で、絶縁抵抗計で測ります。分岐開閉器を開放して負荷を電源から切り離し、その先の屋内電路と大地の間をまとめて測るのが、一括測定です。
まず点滅器です。点滅器を切にすると、その先の配線や器具が測定する電路から切り離され、測定に含まれません。そのため一括測定では、点滅器をすべて入にして、先の部分まで測定に入れます。
次に負荷です。常時配線に接続されている負荷は、取り外さず使用状態のままにして、負荷側全体を一度に測ります。分岐開閉器を開放しているので、負荷は電源から離れた状態です。
したがって、点滅器を入にして、負荷は使用状態のままで測定する方法が適切です。覚え方は、スイッチは入、負荷はそのまま、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ…入」にして、常時配線に接続されている負荷は、すべて取り外して測定する。:点滅器を入にする点は一括測定の考え方に合っています。しかし常時接続の負荷をすべて取り外すと、負荷側全体をまとめて測る形にならないため、誤りです。
- ハ…切」にして、常時配線に接続されている負荷は、使用状態にしたままで測定する。:点滅器を切にすると、スイッチより先の配線が測定から外れて絶縁の状態を確かめられません。負荷を使用状態のままにする点は合っていますが、スイッチの扱いが誤りです。
- ニ…切」にして、常時配線に接続されている負荷は、すべて取り外して測定する。:点滅器を切にする点も、負荷をすべて取り外す点も、一括測定の進め方と合いません。スイッチの先が測れないうえ、負荷側を一度に測る形にもなりません。
出典:平成22年度第二種電気工事士筆記試験 問27(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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