平成22年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問26
一般用電気工作物等の検査方法
相順に関する問題
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三相かご形誘導電動機の回転方向を決定するため、三相交流の相順(相回転)を調べる測定器は。
- イ回路計
- ロ回転計
- ハ検相器
- ニ検電器
答えと解説
✓ これが正解ハ検相器
解説
相順を調べる測定器は検相器です。
三相交流は、3本の電線の電圧が一定の順序で山を迎えます。この順序を相順(相回転)といい、三相かご形誘導電動機は、相順どおりにつなぐと一方向に回り、3本のうち2本を入れ替えて相順を逆にすると逆向きに回ります。そこで、電動機をつなぐ前に回転方向を決めるには、電源側の相順を調べる測定器が必要です。
その働きをもつ測定器が検相器です。3本の線につなぐと、相順が正しい順か逆かを表示します。
ほかの測定器を中身で比べます。回路計は電圧・電流・抵抗を測る計器、回転計は軸が1分間に何回転するかという速さを測る計器、検電器は電線に電気が来ているかを確かめる器具です。どれも3本の線の順序を調べるものではありません。覚え方は、相順を調べるなら検相器、です。
ほかの選択肢の解説
- イ回路計:回路計は、テスタとも呼ばれ、電圧・電流・抵抗の値を読み取る計器です。三相の3本の線がどの順序で並ぶかを判定する働きはないので、相順の測定には使えません。
- ロ回転計:回転計は、電動機の軸などが1分間に何回転しているかを測り、回転の速さを知るための計器です。電源側の相順を調べる器具ではなく、回転方向を決める用途にも向きません。
- ニ検電器:検電器は、電線や機器に電圧がかかっているかどうかを確かめる器具です。分かるのは電気の有無までで、3本の線の順序は区別できないので、相順の測定にはなりません。
出典:平成22年度第二種電気工事士筆記試験 問26(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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