令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問27
一般用電気工作物等の検査方法
導通試験に関する問題
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導通試験の目的として,誤っているものは。
- イ電路の充電の有無を確認する。
- ロ器具への結線の未接続を発見する。
- ハ電線の断線を発見する。
- ニ回路の接続の正誤を判別する。
答えと解説
✓ これが正解イ電路の充電の有無を確認する。
解説
充電の有無の確認は導通試験の目的ではありません。
導通試験は、電路に電気が来ていない状態で、電線や回路が端から端まで電気的につながっているかを調べる試験です。回路計(テスタ)などで抵抗を測り、つながっていれば導通あり、切れていれば導通なしと判断します。
この試験でわかるのは、電線の断線、器具への結線の未接続(つなぎ忘れ)、そして回路の接続が図面どおりかどうか(別の線と取り違えていないか)です。断線を発見する、結線の未接続を発見する、回路の接続の正誤を判別する、の3つは、どれもこの目的に当たります。
一方、電路に電圧がかかっているかどうか、つまり充電の有無は、導通試験では調べません。電圧の有無は検電器などで確かめます。
覚え方は、導通試験は通じているか、検電は電気が来ているか、と分けることです。
ほかの選択肢の解説
- ロ器具への結線の未接続を発見する。:結線の未接続は、端子に線をつなぎ忘れていれば電気が通じないので、導通試験で見つかります。誤っているものを選ぶ問なので、目的として正しいこの記述は答えではありません。
- ハ電線の断線を発見する。:電線が途中で切れていれば、一端から他端へ電気が通じません。この不通を確かめるのが導通試験の基本の使い方で、断線の発見は目的として正しい内容です。
- ニ回路の接続の正誤を判別する。:回路の接続が正しいかは、どの線とどの線が通じているかを調べて判別できます。スイッチや分岐の配線の取り違えを探すのにも使うので、これも目的として正しい記述です。
出典:令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問27(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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