平成21年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問42
配線図
絶縁抵抗値に関する問題
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⑫で示す機器の絶縁抵抗値を測定するものは。
〔配線図の前書き〕図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ハ
解説
機器の絶縁抵抗を測るのは、絶縁抵抗計(MΩと500Vの表示)です。
⑫は、2階の寝室にある、プラグの記号とRCの字の四角(傍記I)で、屋内に置くルームエアコンの室内ユニットです。この機器の絶縁抵抗値を測る器具を、写真から選びます。
絶縁抵抗は、電気の漏れにくさを表す値で、絶縁抵抗計(メガーとも呼ぶ)で測ります。写真では、目盛板にMΩ(メグオーム)と500Vの字があり、赤い押しボタンがあり、赤と黒のリード線とクリップが付いた灰色の計器が絶縁抵抗計です。500Vは、測るときに回路へ加える試験の電圧を表します。
ほかの計器は、測るものが違います。三色のリード線にT字形の棒が付属した一式は接地抵抗計で、接地極の抵抗用です。DCV・ACV・Ωなどの切替つまみのある計器は回路計で、電圧や抵抗を測ります。輪の部分で電線を挟むクランプ形の計器は、漏れ電流を測るものです。
覚え方は、MΩと500Vの字があれば絶縁抵抗計、です。
ほかの選択肢の解説
- イ目盛板の付いた黒い箱形の計器と、緑色・黄色・赤色の巻いたリード線3本、T字形の金属の棒2本:リード線が緑・黄・赤の3本で、金属の棒が2本付く写真は、大地に打ち込む補助極を使って測る接地抵抗計の一式です。機器の絶縁を調べる計器とは用途が違います。
- ロ黒い箱形の計器。上部に目盛板があり、下部に DCV・ACV・DCA・Ω などの字の切替つまみがある。赤と黒のリード線が付いている:切替つまみにDCV・ACV・DCA・Ωなどの字がある写真は、回路計(テスタ)です。電圧、電流、抵抗を手軽に測れますが、500Vを加えて絶縁抵抗を測る器具ではありません。
- ニ先端に輪の形の挟む部分がある黒い計器。CLAMP LEAK METER の字があり、ひもと赤と黒のリード線が付いている:輪の形の部分で電線を挟み、流れる電流を測る計器で、ひもが付いています。電圧を加えて絶縁の良否を調べる絶縁抵抗計ではなく、測るものが違います。
出典:平成21年度第二種電気工事士筆記試験 問42(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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