令和7年度 春期 午前 問57
サービスマネジメント
継続的改善に関する問題
サービスの継続的改善で,改善の達成目標を設定して活動するとき,“サービスの提供やマネジメントの成功に重要な要因”を特定したものを何というか。
- アCSF
- イKGI
- ウKPI
- エOKR
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✓ これが正解アCSF
解説
成功を左右する重要な要因を特定したものです。
改善の活動を組み立てるときは、似た言葉を、何を指しているかで段に分けて覚えます。一つ目の段は、たどり着きたい状態そのものです。二つ目の段は、そこへたどり着けるかどうかを左右する鍵となる要因です。三つ目の段は、その要因がうまく進んでいるかを日々測るための物差しです。CSF はこのうち二つ目の段にあたり、サービスの提供や管理がうまくいくために何が効くのかを見極めて、これだと特定したものを指します。実際の進め方も、まず到達点を決め、次にその到達点を左右する要因を絞り込み、最後にその要因を測る物差しを置く、という順になります。設問が尋ねているのは成功に重要な要因を特定したものですから、二つ目の段を指す言葉が答えになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イKGI:改善によって最終的に達成したい目標そのものを、数値で表したものを指す言葉です。尋ねられているのは目標を左右する要因の側なので、指している段が一つ違います。
- ウKPI:選び出した要因が順調に進んでいるかどうかを、日々の数値で追いかけるための指標です。要因を特定したものではなく、特定した後にその状態を測る側に位置づけられます。
- エOKR:目標と、その達成度を測る成果指標とを組にして掲げ、短い周期で見直す枠組みです。特定した要因を呼ぶための言葉ではなく、目標の立て方と運用の仕組みにあたります。
この問題の用語
- KGI最終的に達成したい目標そのものを表す指標のことです。そこへ向かう途中の進み具合を測るKPIとは、役割が違います。
- KPI目標へ向かう取組みの進み具合を測るための指標のことです。在庫日数や誤出荷率のように、途中で確かめられる数値を置きます。
- 継続的改善仕組みやサービスのできばえを、繰り返し高めていく活動。不適合をきっかけに原因を断つ是正処置とは違い、きっかけがなくても続けます。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 秋期 午前 問56:継続的改善に関する記述(継続的改善)
- 令和5年度 秋期 午前 問55:是正処置の説明(継続的改善)
- 令和4年度 春期 午前 問56:保守性を表す指標に該当するもの(KPI)
- 令和3年度 秋期 午前 問62(KGI)
- 平成29年度 秋期 午前 問67:KPIとKGIの適切な組合せ(KGI)
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