令和6年度 秋期 午前 問22
コンピュータ構成要素
SoCの説明
SoC の説明として,適切なものはどれか。
- アシステム LSI に内蔵されたソフトウェア
- イ複数の MCU を搭載したボード
- ウ複数のチップで構成していたコンピュータシステムを,一つのチップで実現した LSI
- エ複数のチップを単一のパッケージに封入してシステム化したデバイス
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✓ これが正解ウ複数のチップで構成していたコンピュータシステムを,一つのチップで実現した LSI
解説
一つのチップの上にシステムを載せた集積回路です。
設問は、SoC の説明として適切なものを選ばせています。手がかりは名前の組み立て方にあります。SoC は system on a chip の頭文字で、チップの上にシステムがある、という言い方がそのまま定義になっています。演算装置や記憶装置、入出力の回路といった、以前は別々の部品として基板の上に並べていたものを、一枚のシリコンの上にまとめて作り込んだ LSI がこれにあたります。したがって判断の軸は二つです。取り上げているのが回路そのものか、それとも回路の上で動くものか。そしてまとまりの単位が一枚のチップか、それより外側の入れ物か。正解は、複数のチップで構成していたコンピュータシステムを一つのチップで実現した LSI という説明です。まとめたことによって配線が短くなり、小型化や消費電力の低減につながります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステム LSI に内蔵されたソフトウェ…:集積回路の中に入れておくプログラムを指す説明です。回路の上で動くものの話になっており、回路そのものを指す呼び名の説明にはなっていません。
- イ複数の MCU を搭載したボード:小さな制御用の演算装置をいくつも載せた基板の説明です。まとまりの単位が基板になっているため、一枚のチップに集めたという条件から外れます。
- エ複数のチップを単一のパッケージに封入して…:複数のチップをそのまま一つの入れ物に封じ込めたものの説明です。チップの枚数は減っていないので、一枚で実現したとはいえません。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問22
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