平成24年度 秋期 午前 問76
企業活動
会計基準に関する問題
国際的な標準として取り決められた会計基準であり,資本市場の国際化に対し,利害関係者からみた会計情報の比較可能性や均質性を担保するものはどれか。
- アGAAP
- イIASB
- ウIFRS
- エSEC
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✓ これが正解ウIFRS
解説
各国の会計を比べるための国際の共通基準です。
四つの略語を、基準そのものなのか、組織の名前なのかで分けると答えが残ります。設問が求めているのは基準のほうです。該当するのは IFRS で、日本語では国際財務報告基準といいます。末尾の語が基準を意味していますから、設問の言い回しにそのまま重なります。狙いは、国をまたいで財務諸表を比べられるようにすることです。資本が国境を越えて動くのに物差しが国ごとに違ったままでは、投資する側は同じ土俵で比べられません。設問にある比較可能性や均質性を担保するという一句が、その目的をそのまま述べています。残る三つは、国ごとの会計基準か、組織の名前です。作り手と作られた物を取り違えないことと、基準と、市場を見張る役所とを混ぜないことが、この手の設問での分かれ目になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGAAP:一般に公正妥当と認められた会計原則を指す略語です。これも基準ではありますが、米国のものや日本のものというように国ごとに定められており、国際的な標準として取り決められたものではありません。
- イIASB:国際会計基準審議会の略で、基準を作っている組織の名前です。作り手と作られた物を取り違えると引っかかります。設問が求めているのは、取り決められた基準そのもののほうです。
- エSEC:米国の証券市場を監督する政府機関の略称です。市場を見張る側にいる組織であって、利害関係者からみた会計情報の比較可能性を担保するために定められた基準の名前ではありません。
この問題の用語
- 会計お金の動きを記録し、まとめて報告する仕事のことをいいます。在庫の評価のしかたなど、決められた方法に従って計算します。
- 利害関係者決定や活動に影響を与える、または影響を受ける人や組織のこと。利用者や株主、取引先などが含まれ、ステークホルダとも呼ばれます。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76
同じ用語が出る問題
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