平成21年度 秋期 午前 問58
システム監査
監査証跡に関する問題
システム運用業務(オペレーション)に関するシステム監査証跡はどれか。
- アアプリケーションプログラムの仕様書
- イ原始帳票の入力チェックを行うためのプルーフリストを出力するプログラム
- ウ出力情報のエラー状況に関する記録
- エプログラムの運用上のパフォーマンスに関するテスト結果
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✓ これが正解ウ出力情報のエラー状況に関する記録
解説
実際の運用で残った、事後の記録が該当します。
監査の場面で、判断の裏付けに使う跡は、監査証跡と呼ばれます。運用の局面を対象にするときは、実際に動かした後に残った、事後の記録がこの跡に当たります。何が正常で、何が異常だったか、いつ、どの操作の結果として、どんな出力に至ったか、を後から辿れる形で残っていることが必要です。並べて置かれる他の記述には、開発の段階で作られる仕様書、投入の前に整えたチェック用の道具、性能を確かめるための試験の結果、があります。設問はどの記述が、動かした後の運用の側に残る記録に当たるか、を問うています。四つの記述を、事後の運用の記録か、事前の準備や別の局面の産物か、で分けて選び取ります。要点は、動かした結果として残る記録である、というところにあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アアプリケーションプログラムの仕様書:業務プログラムの仕様を書いた文書を挙げています。開発の段階で作る文書で、実際に動かした後の運用の局面で発生する記録ではありません。
- イ原始帳票の入力チェックを行うためのプルー…:投入の前に、正しさを確かめるための帳票を作るプログラムを挙げています。事前の準備の側の道具で、動かした結果として残る運用の記録には当たりません。
- エプログラムの運用上のパフォーマンスに関す…:プログラムの運用上の性能を確かめる、試験の結果を挙げています。開発の段階の試験の産物で、実際の運用の局面で残る記録とは分野が違います。
この問題の用語
- システム運用作ったシステムを日々動かし、支えていく仕事のことをいいます。稼働の監視やバックアップ、障害への対応などを決めた手順で行います。
- システム監査情報システムが安全で正しく使われているかを、担当から独立した立場で点検し報告すること。直すべきところを見つけて伝えます。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問59:監査人が行うフォローアップ(システム監査)
- 令和7年度 春期 午前 問59:システム監査における“監査手続”(システム監査)
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