令和7年度 北海道 午後 問12
人体の働きと医薬品
軟膏剤に関する問題
外用薬の剤形及びその一般的な特徴に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 軟膏剤は、油性の基剤で皮膚への刺激が弱い。
b クリーム剤は、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。
c 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。
d 貼付剤は、適用部位にかぶれなどを起こす場合がある。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 誤
- 2誤 正 正 正
- 3誤 正 誤 正
- 4正 誤 誤 正
- 5正 誤 誤 誤
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✓ これが正解4正 誤 誤 正
解説
軟膏剤(a)と貼付剤(d)が正、bとcは誤りです。
外用薬の剤形ごとの特徴は、手引きの第2章の剤形の項で扱われます。基剤の性質と、どんな患部に向くかを押さえて判断します。
aは正しく、軟膏剤は油性の基剤で皮膚への刺激が弱く、適用部位を水から遮断したい場合などに用いられることが多い剤形です。bは誤りです。適用部位を水から遮断したい場合に用いるのは軟膏剤のほうで、クリーム剤は油性基剤に水分を加えたもので、患部を水で洗い流したい場合などに用いられます。クリーム剤は皮膚への刺激が強いため、傷などへの使用は避ける必要があります。cも誤りで、外用液剤は軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいという特徴があります。乾きにくいのではありません。dは正しく、貼付剤は皮膚に貼り付けて用いる剤形で、薬効の持続が期待できる反面、適用部位にかぶれなどを起こす場合があります。
したがって、a正・b誤・c誤・d正の組み合わせが正解です。水から守るなら軟膏、洗い流したいならクリーム、乾きやすいのは液剤、と用途で覚えると混同しにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 正 誤:b・c を正としていますが、水から遮断したいときに使うのは軟膏剤で、液剤は乾きやすい剤形です。さらにかぶれの起こりうる d を誤りとしている点も合いません。
- 2誤 正 正 正:油性の基剤で刺激が弱いという a の説明は軟膏剤そのものの特徴で正しいのに、誤りとしています。b・c を正としている点も、クリーム剤と外用液剤の特徴と食い違います。
- 3誤 正 誤 正:a を誤り、b を正としていますが、水を遮る用途に向くのは軟膏剤で、クリーム剤は洗い流したい患部に向く剤形です。二つの役割が入れ替わっています。
- 5正 誤 誤 誤:a〜c の判定は合っていますが、d を誤りとしている点が違います。貼付剤は貼った場所にかぶれなどを起こすことがあり、d は正しい記述です。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問12(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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