平成28年度 秋期 午前Ⅱ 問2
経営管理システム
SCORに関する問題
SCOR(Supply Chain Operations Reference model)で定義しているSCMに関する実行プロセスのうち,自社にとってのSourceに当たるものはどれか。
- ア資材などの購入
- イ受注と納入
- ウ納入後に発生する作業
- エプロダクトの生産,サービスの実施
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✓ これが正解ア資材などの購入
解説
SCORのSourceは調達のプロセスで、資材などの購入が当たります。
SCORは、サプライチェーンを企業や業界をまたいで共通の言葉で記述し、比較や改善ができるようにするための参照モデルです。SCMの実行プロセスを、Plan(計画)、Source(調達)、Make(生産)、Deliver(配送)、Return(返品)などの単位に分けて定義しています。見分ける軸は、その活動がモノの流れのどこに位置するかです。Sourceは、生産やサービスに必要な資材や部品を供給元から手に入れる調達のプロセスなので、資材などの購入が当てはまります。受注から納入まではDeliver、生産やサービスの実施はMake、納入後の返品などの作業はReturnに当たります。調達、生産、配送、返品をモノの流れの順に並べ、英語の名前と結び付けておくと、どの段階を問われても答えられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ受注と納入:受注と納入は、顧客から注文を受けて製品を届けるまでの活動で、SCORではDeliver(配送)に当たります。自社が資材を手に入れる側の活動ではなく、顧客へ送り出していく側の活動です。
- ウ納入後に発生する作業:納入後に発生する作業は、届けた製品の返品や回収などを扱う活動で、SCORではReturn(返品)に当たります。供給元から資材を手に入れるSourceとは、流れの向きも段階も違います。
- エプロダクトの生産,サービスの実施:プロダクトの生産やサービスの実施は、調達した資材を使って製品やサービスを作り出す活動で、SCORではMake(生産)に当たります。材料を手に入れるSourceの次に来る段階です。
この問題の用語
- SCM原材料の調達から生産、配送、販売までの流れを企業をまたいでまとめて管理するしくみです。在庫や納期の無駄を減らせます。
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2
同じ用語が出る問題
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