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第36回 問題9

心理学と心理的支援

次の記述のうち,オペラント条件づけの事例として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4人に迷惑をかけるいたずらをした子どもを叱ったら,その行動をしなくなった。

解説

いたずらを叱ったら行動が減ったのは、オペラント条件づけです。

学習の理論には、古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)とオペラント条件づけがあります。古典的条件づけは、もともと反応を起こさない刺激が、反応を起こす刺激と結びつくことで、同じ反応を引き起こすようになる学習です。オペラント条件づけは、自分から行った行動の後にどんな結果が続いたかによって、その行動が増えたり減ったりする学習です。

判断の決め手は、本人が自発的に行った行動と、その後の結果の関係があるかどうかです。いたずらをした子どもが叱られ、その行動をしなくなったという例では、いたずらという自発的な行動の後に叱られるという好ましくない結果が続き、行動が減っています。これは罰によって行動が減ったオペラント条件づけの例であり、最も適切です。

ほかの4つは、電車・食品・ベルの音・白衣といった刺激が、事故や体調不良、食事、痛みと結びつき、恐怖や気分の悪さ、唾液の分泌が自動的に起こるようになった例です。いずれも古典的条件づけに当たります。

見分け方は、行動の後に結果があって行動の回数が変わるならオペラント、刺激と刺激が結びついて反応が自動的に起こるなら古典的、と区別することです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題9。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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