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第38回 問題8

心理学と心理的支援

次の記述のうち,確証バイアスが生じている事例として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4ちょっと嫌いな人だという第一印象をもった相手について,いやな行動ばかりが目について,ますます嫌いになってしまった。

解説

第一印象に合う情報ばかり目について印象が強まるのが、確証バイアスです。

確証バイアスとは、自分がすでにもっている考えや期待に合う情報ばかりに注意を向けたり、そのように解釈したりして、合わない情報を軽く扱ってしまう認知の偏りです。最初の思い込みが、集めた情報によってさらに強められていくのが特徴です。

ちょっと嫌いだという第一印象をもった相手について、いやな行動ばかりが目につき、ますます嫌いになったという記述では、最初の印象に合う情報だけを拾い、その結果として印象が強まっています。これが確証バイアスの典型例で、最も適切です。

ほかの記述は、行動の原因を人柄に求める偏り、自分に悪いことは起こらないと考える偏り、結果を知った後の思い込み、自分の意見を多数派とみなす思い込みなど、別の認知の偏りの例です。

確証バイアスは、思い込み、それに合う情報を集める、思い込みが強まる、という循環があるかどうかで見分けます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第38回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題8。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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