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第60回 午後 問88

臨床医学

神経ブロックで正しいのはどれか。

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✓ これが正解2星状神経節ブロックの合併症に嗄声がある。

解説

星状神経節ブロックの合併症として、嗄声が知られています。

神経ブロックは、神経やその周りに局所麻酔薬などを注射して、痛みや異常な神経の働きを一時的に止める治療です。どの神経をブロックし、何の病気に使い、どんな合併症があるかを組で覚えるのが判断の軸です。

星状神経節は、首の付け根にある交感神経の節で、ここをブロックすると顔や腕の血流が増え、痛みの治療などに用いられます。星状神経節の近くには、声帯を動かす反回神経が通っているため、薬が広がって反回神経まで麻痺すると、声がかすれる嗄声が起こることがあります。したがって、合併症に嗄声があるという記述が正しいものです。

ほかの記述は誤りです。三叉神経痛には三叉神経やその枝へのブロック、ボツリヌス毒素は神経筋接合部で働き、効果はおよそ数か月続きます。Lambert-Eaton症候群は、ボツリヌス毒素の注射が禁忌とされる病気です。

星状神経節ブロックでは、近くを通る神経への影響として嗄声や、まぶたが下がるなどの所見が出ることがある、と位置関係と合わせて覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問88(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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